中ノ岐林道ハイキング(5)銀山平ハイキング
遊覧船から降りて、銀山平に戻ったら、雨が小降りになり、ハイキングが出来る天候になりました。
枝折峠(しおりとおげ 銀の道)は遊歩道になっています。
遊歩道の一部をハイキングしました。
さあ出発です。
銀山平は今から約370年前 寛永18年(1641)に魚沼市折立の百姓源蔵が只見川沿いで川マスとりをしている時に銀の鉱石を発見した事に始まります。
その後シルバーラッシュが始まり、銀山平に人が集まりました。
この道は坑夫も歩いた道でしょう。
野仏 供養塔
歩き始めてすぐに野仏がたくさんありました。
宝永3年(1706)銀山は坑道崩壊事故を起こし、鉛の採取に移りましたが、安政6年(1859)只見川の川底が破れ300余人が亡くなる大事故を起こし、鉱山の歴史に幕を閉じたと言われています。
事故にあった坑夫の為の野仏でしょうか?
石碑
尾瀬三郎石像の看板
こんな所に銅像がありました。
尾瀬三郎中納言の像です。
尾瀬沼の発見者です。
尾瀬三郎は左大臣藤原経房の次男に生まれ、いまから800年ほど前、時の権力者、平清盛と一人の女性をめぐる争いに敗れ、都を追われてこの地に流れ着きました。
尾瀬の地名は発見した尾瀬三郎中納言にちなんでつけられたそうです。
銀山平の船着場を見下ろす高台に、烏帽子を被り菩薩を抱えた
三郎の像が立っていました。
祠
遊歩道を歩きます。
ブナ林
落ち葉の積もった道は歩きやすいです。
途中から山を登っていきました。
見晴らし台に到着しました。
下に奥只見湖が見えます。
奥只見湖
晴れていれば会津駒ヶ岳が見えるはずです。
つづく