京都・奈良旅(1)石山寺
石山寺駅から、瀬田川に沿って歩いて、石山寺に着きます。
石山寺は月の名所としても知られていて、紫式部は石山寺に参籠した際、月を眺めているうちに、物語の情景が浮かび、書き留めた一節が「源氏物語」に活かされたと伝わっています。
石山寺駅からの道
東大門は鎌倉時代に源頼朝により建立され、その後
淀殿の寄進によって新築に近い大規模修理が行われました。
大変美しい参道でした。
吽 仁王像は運慶の息子(湛慶)が作った像です。
珪灰石のくぐり岩を通りました。
清水寺と同じ、懸造(かけづくり)という形式で、珪灰石(けいかいせき)の上に建てられた本堂です。
珪灰石の岩の上に多宝塔が見えます。
本堂(国宝)に入ってお参りしました。
石山寺は観音の寺です。
本堂には如意輪観音が秘仏で収められています。
紫式部と娘がこの部屋の中に籠った場所です。
源氏の間を見て
曙はまだむらさきに
ほととぎす
松尾芭蕉
多宝塔は源頼朝の寄進により建立された塔で国宝にもなつています。
「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」に入りました。
2024.5.12(日)
つづく
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