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読むまちづくり

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まちづくり絡みの話をまとめています。随時更新。
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2021年12月の記事一覧

私は恩師にいっぱい食わされたのか?問題を考える

 こないだふと思った話で。  何回か書いてるけど、私は大学でご縁を得てまちづくりについて学ぶことになったんですね。その時、恩師が言っていた言葉で今でも覚えているものがありまして。それは、「まちづくりは持たざる者の武器だ」というもので。  「持ってる者」、つまり優れた身体や知能、たくさんのお金や、高い権威や地位、莫大な資本を持っている恵まれたプレイヤーなら、様々な生活上の困りを資本でゴリ押しすることで解決できるかもしれない。しかし、そうではない、「持たざる者」にはそういう手

【依頼記事】地域社会はイノベーションを起こせるのか? 後編~そもそも「まちづくり」とは何か?から考える

 本記事は、京都市ソーシャルイノベーション研究所からのご依頼を受けて書かれたものです。2022年1月17日実施予定のオンライントークイベント「SILKの研究会」の内容と連動しています。  Facebookイベントページはこちら。  本記事はその後編です。前篇はこちら。  本記事の全文を読むには有料マガジン「読むまちづくり」の購読が必要ですが、上記トークイベント参加者には、「読むまちづくり」の購読をしなくても、無料で記事全文をプレゼントすることになっているので、お得です。

【依頼記事】地域社会はイノベーションを起こせるのか?前編~「まちづくり」のトレンドから考える〜

 本記事は、京都市ソーシャルイノベーション研究所からのご依頼を受けて書かれたものです。2022年1月17日実施予定のオンライントークイベント「SILKの研究会」の内容と連動しています。  Peatixイベントページはこちら。  Facebookイベントページはこちら。  本記事の全文を読むには有料マガジン「読むまちづくり」の購読が必要です。しかし、上記トークイベント参加者には、「読むまちづくり」の購読をしなくても、無料で記事全文をプレゼントすることになっています。お得で

協働組織体の運営で起こりがちな問題に対して事務局としてできることとは?

 「協働のまちづくり」が大事だと言われて久しいです。協働のまちづくりというのを行政が言う場合は、要するに「行政が独占的にやっていく」のではなく、「外部のプレイヤーと協力してやっていく」という意味とここでは大雑把に理解してください。  じゃあ行政と民間が協働するとして、それは放っておいてできるのか、というとできないんですね。そのためにプレイヤーが集まる場が必要だって話になります。これをとりあえずここでは「協働組織体」と呼びましょう。行政はもっぱらこの協働組織体の呼びかけ、お世

公営住宅のコミュニティ再生について考えて、「それって人生じゃね?」という結論に至ったという話。

 先日、公営住宅のコミュニティ再生を標榜してに取り組んでいる活動の取材をしたんですね。  そういえば、なんだか仕事柄なのか、繰り返し公営住宅の話題してるなあ、と思います。市営住宅については以前こんな話を書いています。 とある公営団地のコミュニティ再生に、とある大学が関わることに