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読むまちづくり

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2021年9月の記事一覧

「惚れた相手に従いたい」という願望について

 先日、お友達としゃべっていて、何とも味わい深い話になったことで、備忘録しておこう。  『花の慶次』とか『幽遊白書』に、「あの人に惚れてるから一緒に戦いたい」みたいなセリフがたびたび出てくるのを、子供心に眺めていたのを覚えている。 北神「共に戦って楽しいか、そうでないか、それが私の全てですから」 捨丸「惚れ申した ーーーーーーー!!」  人には、惚れた相手と一緒に共通の目的に向かって行動したい、という感情があるのだ、というのを、僕はそう言った漫画で学んだ。

大人にも安心毛布は必要だと思うという話。

 安心毛布は、子供が変化する環境に臨むとき、その適応過程の不安な気持ちにいっとき寄り添うパートナーで、大人になるといらなくなるのは、経験を積んで環境に適応できて不安が少なくなったってことである。  常に変化し続ける社会に生きるってのは、みんなが新しい環境に適応し続けることを求められるってことであり、つまり不安な子供として生きるってことであり、てことは大人にもなんらかの安心毛布は必要になる。  みたいなことを、大塚英志が昔「人身御供論」で書いてたのを、ふと目覚めに思い出して

霊感としか言いようのない能力の話

 あれらしいんですね、野球選手のバッターって、目で見て、脳が判断して、体を動かして、っていう段取りを踏んだらまず間に合わないスピードの球を打てるらしいんですよ。

旅についてあれこれ。

 私は腰が重めなので、外出するのになにか動機がいる。別に疫病が流行って外出抑制がかかっているから、というわけでもなく、そもそもそういう傾向がある。

「閃光のハサウェイ」見ました。

 ガンダムよく知らない人なのですが、「閃光のハサウェイ」見ました。

自分に正直に生きるためには「正直さ」の定義が必要っぽいって話

 自分に正直に生きる、みたいな言い方があるけど、自分のことを振り返るに、人って心のうちにいろんな矛盾を抱えるもので、例えば何かをやりたいって気持ちと、やりたくないって気持ちが同時にあり得て。それはさながらたくさんの人からなる会議体のようである。  だから、「何が正直な気持ちか」でいうと、賛成何票、反対何票みたいな描写になるし、なんなら賛成や反対を表明したくない派もいる、っていうことになる。

自然体って、かなり不自然なありようであるって話

 よく言われる話で、「自然体って、全然自然ではないよな」っていうのがあって。つまり「人から自然に見えるよう」バキバキに人為的な意図のもとに計算された振る舞いだ、っていう。本気で自然にすると、自然体に見えなくて、人類の思い浮かべる「こういうのが自然な姿であってほしい」という願望、イデアを再現して見せて初めて人から「自然体」に見えるっていう。  アージ理論は、人類は文明によって環境を変えてしまったから、原始的な感情のメカニズムが生存に結びつかないことがある、ってことを指摘する。

「反撃可能性の管理」の話

 有名な話で、二人の人がいて、片方にスイッチが渡されてると。で、そのスイッチ押すと、もう片方に電流が走って、いてててて!ってなるっていう実験があるんですね。  目の前の人がいててて!ってなってると、大抵の場合、スイッチ押すのを躊躇うらしいんだけど、これが隣の部屋にいて姿は見えません、となると、結構ガンガンいけちゃうっていうことがわかっていて。  この研究、「人は相手の姿が見えないと冷酷になれるものだ」っていう解説がされるのをよく見るけど、言い方を変えると、「相手からの反撃

「キャンセル・カルチャーって、よくないよね」という指摘自体キャンセル・カルチャーの片棒を担いでしまう問題

 オリンピックの報道でキャンセル・カルチャーって呼ばれるものが目立っていた。 個人や組織、思想などのある一側面や一要素だけを取り上げて問題視し、その存在すべてを否定するかのように非難すること。文化的なボイコットの一つ。  こういう動きに対し、「キャンセル・カルチャーってよくないよね」ってつい言いたくなるんだけど、そうすること自体もまた、キャンセル・カルチャーの一端を担ってしまうという自己矛盾に陥ってしまう。  これは「あなたそれハラスメントですよ」と指摘すること自体がハ

私は夢の中でカカロットだった

 私はカカロットだった。何を言ってるのかわからないと思うが、カカロットだったのだ。  いい加減な暮らしをしてたら、ベジータに怒られた。ちゃんとしろと。

テレビドラマ「奥様は異次元人」

 何気に見たテレビドラマのホームコメディで「奥様は異次元人」ってのが面白くて。異次元からやって来た女性が身元を隠して日本の地方都市で主婦をするって話。  僕が見た回では、旦那さまが加入している地元の草野球チームの試合で、選手の一人が食あたりで出られなくなったため、奥様が急遽ヘルプで参加することになるんだ。

神はいないのではなく、愛する対象を選別されているという夢の話

 ミッション系の高校に通ってたんですね。