カフェでひとやすみ

今日は、学会が近づいているので、発表練習をした。

結果はぼろぼろ。

またはじめから組み立て直さないと。

でも、昨日まで少し無理をして準備をしたので、今夜は少し頭を休めたい。

まだ、カフェは開いているかな。

森をぬけて、カフェへと急ぐ。

カフェの扉を開けると、店主さんと目があう。今日は、お店には誰もいない。もうこんな時間だもの。

黒猫ちゃんも、今は猫の姿に戻っている。店主さんが猫の手も借りたいと言うときだけ、黒猫ちゃんはしぶしぶ人間の姿になってお手伝いする。

お腹が空いたな。

何を食べよう。

ふわふわのオムライスかな。

それとも、あの絵本に出てくるようなカステラにしようかな。

今日は、お腹が空いているから、二段重ねにしてもらおう。

ああ、ふわふわでおいしい。

今日は、いい夢を見られそう。

また明日からがんばろう。

あきらめずに、もっと足掻こう。

このカフェのメニューは、やさしい魔法がかけられているような気がする。

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