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メモ用詩『あゝ書きたい』

あゝ書けない
あゝ書けない
言葉が
言霊が
私の手から
私の口から
こぼれ落ち
とどまることを
しないのです
からからとした
乾いた音が
からっぽな
身体のなかで
響きます
自分の詩歌
どれほどか
比べるたびに
焦ってしまい
しまいに
書き方すら
忘れてる
あゝ書けない
あゝ書きたい