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メモ用詩『鬼火』

なにかが
足にぶつかった
暗闇浮かぶ
ランタンが
ゆっくりゆっくり
近づくよ
灯りが照らして
見たものは
あなたの首
それとも
カボチャ
何にせよ
君の手には
ランタンが
これで君は
僕の仲間だ
ついておいで
今年は終わり
また来年
真っ暗闇に
ゆらりゆらり
ランタンが二つ