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メモ用詩『汚辱』

殺してやった
見るがいい
この夥しい血を
地獄にも
こんな光景はなく
悪魔さえ
逃げ出すだろう
この惨劇の場
握りしめた
三叉の矛に似たる
銀の燭台
血糊がべっとり
貴様は私を犯した
この脚を伝い
流れ出る血と精液を見ろ
この痛みと憎しみを
貴様は知る必要があった
違うか!