マイナス感情を組みとる力
マイナス感情という言葉は知っていると思います。
ネガティブ感情と言う人もいますね。
この感情を読み取る力って、営業のセミナーなどでもあまり話題として出てきません。
ただ、この
マイナス感情を読み取る
というキーワードはコミュニケーション力を育てる中でも、大事だと考えてきました。
人は大きく分けて4つのタイプがいると言われます。
「主導型」「感化型」「慎重型」「安定型」などが有名ですが、他にも様々な方が4つに分けて区別をしています。
この4つのタイプは思考回路が全く違うので、自分に置き換えて考えることができません。
『自分がされたら嫌なことはしない』という考え方が当てはまらないのです。
しかし、思考回路が違えども出てくる感情は同じです。
こうしたら喜ぶかな?
と思ってやったことで、
『嬉しい!』
『不愉快』
どちらの反応が返ってくるかわかりません。
良かれと思ってやっても、単純に疑問になることを質問しても、何も感じない人と不愉快に感じる人がいるのです。
その人のことを良く知らない段階で、どういう言い方をしたら不愉快にならないかを考えるのは不可能です。
なので、
相手のマイナス感情をいち早く察知する
ことが必要です。
相手が不快になる瞬間に
・この話題はやばい
・この言い方は無理だ
・返答しずらいわけがあるかもしれない
などの感情を察知し、すぐに話題を変える、謝ることができれば何事もなく話は進みます。
ただ、そんな感情をわからないでそのまま話を続けると、あなたとの会話を拒否してくるはずです。
このマイナス感情を察知するには、自分が話すときの相手の表情をよく観察する。
誰かが話をしているのを観察する。
対談番組で人の表情を観察する。
これを繰り返すしかないのですが、相手とのコミュニケーションを円滑にするために、できるだけ早く察知する力を身に着けましょう。
のんびり不動産
みやた