#2 草刈りのつづき、自然と循環の理想的な菜園を観て想ったこと
こんにちは、こんばんは。
ななしさいえんのリンと申します。
2024年1月からお仲間と3人で菜園をつくっています。
このnoteでは、コミュニティ菜園をつくる過程や記録、自然農法、有機野菜、コンポスト、オーガニック、コミニュティの場づくりに取り組んでいる私達の日誌として記録してまいります。
リラックスして読んでくださいね。
コメリへお買いもの
2024年1月13日(土) 晴れ
第2回目の草刈りの日でした。
仲村さんにピックアップしていただき、ホームセンターのコメリへ行きました。
草刈りを更に早く進めたいので、農具を購入することにしていました
コメリでは、カマとレーキ、草刈り機用のガゾリンとジョーゴ、、軍手を購入しました。
先日のコメダ珈琲のミーティングで、農具のお買いものをリストアップしていました。
予定の本数よりも少なめに購入して、使って良かったら増やしていきましょうということになりました。
農具の専門本
図書館で借りてきた農具の本が面白かったのですが、私たちの想像を超えるほど、色々な種類の農具がありました。
道具好きな私には魅力的な本です。
どれも面白いし、なるほどと思うものがありましたが、すべての農具を揃えるには、経費がかかり過ぎてしまいます。
私たちの菜園づくりに見合った最小限のものから揃えていければと思います。
草刈り器は仲村さん
私は草刈り器を持っていませんし、扱ったこともないので、仲村さんにやって頂いているのですが、ひとりに負担が掛かって申し訳ないなと想っています。
目標の種蒔きの時期まで時間がないし、教わるには足りなさ過ぎるので、今は仲村さんにお任せして、そのうち扱ってみたいと思います。
仲村さんはマイ草刈り器に、ガゾリンを投入して、草刈りの続きを、私は丈の長い雑草をカマで切って、草刈りがやりやすいように作業の分担をしました。
左利きのカマを慣らす
仲村さんが気を利かせてくださって、左利きのカマをすすめてくださいました。
流石の心配りです
その日は光恵さんがお仕事でお休みだったので、広大な敷地を二人で分担したので、お喋りする暇がありません。
私はマンション暮らしなので、庭の手入れはコンクリートのベランダを掃き掃除したり、水洗いをする程度です。
時々植木鉢に生えてくる雑草を抜くくらいで、地面を覆うくらいの雑草と格闘するのは初体験で、地に根を張った雑草はなかなか手強いものです。
カマの使い方ってあるのかな…
本能のままに、新しいカマを使って雑草を刈っていくうちに、私なりにカマの持ち方の研究がはじまりました。
いかに疲れないように刈るか?
変な力が入ると疲れるので、カマのハンドルの持つ位置を短めに持ってみたり、長く持ってみたり、ひとりで試行錯誤しては、刈った雑草の山をつくっていく作業をしていました。
ご対面
「リンさ〜ん!」
遠くから仲村さんの声が聴こえてきたので、歩み寄ってみると、ちいさなおじいさんが座っていました。
「しのぶさんです」
ずっとお会いしたい方にやっと会えました。
しのぶさんは、仲村さんから聞いていた通りとても穏やかで、優しい方でした。
私たちの菜園の構造について、丁寧に耳を傾けてくださり、共感を持って頂いたようでした。
「コキアを植えるといいよ」
早速しのぶさんからアドバイスをいただき、ググってみると、コキアは丸くてフサフサした見覚えがある植物でした。
夕暮れ時に癒されたモフモフさん
昨年の初秋、市民講座へ向かう途中に、とても可愛い畑を通りがかりました。
これは撮りたい!
スマホを取り出すと、足早に移動する様子で、家主と鉢合わせしたので、
「素敵なので撮っても良いですか?」
と伺いました。
その時、歯に噛んだ笑顔の家主がしのぶさんだったことが後からわかりました。
夕暮れ時に、通ったことがない道を30分くらい歩いて見えてきたモフモフさんに癒されました。
ちいさい町なので、たどれば繋がる人脈ということは多いのですが、あの可愛い畑でお会いした方が、私たちの師となる方で嬉しいです。
師匠の菜園は観て学ぶ
色々お話ししているうちに、しのぶさんから
「見に来たら…」
とお誘いを頂き、草刈りを中断して、仲村さんの車でしのぶさんの菜園へ向かいました。
しのぶさんは、色々な場所で菜園をやっているそうで、私が出会ったモフモフさんが居るところとは別の場所へ連れて行っていただきました。
車から降りて上がっていくと、まるでジブリのような、可愛い菜園がありました。
なんですか!ここは!
こじんまりしたサイズ感が良く、竹で畝の枠を作って、自然な雰囲気で気持ちのいい場所でした。
私は感動して、ここにあるものすべてに興味津々でした。
しのぶさんも、感嘆する私へ嬉しそうに教えてくださり、竹で作った納屋も、ちいさなキッチンも、収納スペースの木も、全てしのぶさんの手作りで、可愛いらしさと創意工夫を感じました。
そこから、しのぶさんの誘導でどんどん上へ上がっていくと、綺麗に手入れされた竹藪があり、竹の間には藁が敷いてありました。
後からググってわかりましたが、敷き藁といって、土の上に藁で布団を敷いておくことで、春にはあたたかい布団から目覚めるように、大きくて柔らかい筍が育つそうです。
あの時、しのぶさんに筍のお手伝いアピールをして良かったと思いました。
更に、しのぶさんの背中を追いながら、ホームグラウンドをぐんぐんと進んで行くと、そこには何本も横たわっている椎茸の原木がありました。
以前、光恵さんと「椎茸も育てたいねと」言っていたので、椎茸が自然の中で育っている実物を見ることができて嬉しかったです。
私がひとりでウキウキ写メで撮っていると、しのぶさんから大きな椎茸をお土産に頂きました。
それから、菜園へ戻ってくる途中、またもや私たちが求めているを見つけました。
しのぶさんは養蜂もされていました。
竹で作った手作りの養蜂小屋と背景の竹薮が美し過ぎます。
光恵さんがここに居たら喜ぶだろうなぁ…
光恵さんは既に野菜をつくっているので、仲村さんと私の先を行っています。
私の知るところ、農にハマる人は養蜂や家畜へたどり着くみたいで、光恵さんも養蜂をやりたいと言っています。
しのぶさんにも光恵さんが養蜂へ関心があると伝えると、やや驚いた様子でした。
私は蜂が怖いので、いつか機会があったらでいいかな…と思っていましたが、この様子では、思っているよりも早く養蜂を経験するかもしれません。
ワンダーランドのような、しのぶさんの菜園を満喫したところで、しのぶさんは次の用がありタイムアウト。
最後に、ヤーコンもお土産に頂きました。
最近耳にしていた野菜のヤーコンを見たのははじめて。
嬉しいかったです。
私たちの畑に戻って、しのぶさんにお別れを告げると、草刈りの続きをはじめました。
松が枝餅で休憩
楽しかったしのぶさんの菜園から気持ちを切り替えて、計画していた草刈りの作業時間も少なくなってきました。
私は左利きのカマで仕事していたのですが、疲れたきたので、右利きのカマを使ってみたくなったので、使ってみました。
あれ?こちらの方が使いやすいかも?
雑草の生えている向きと反対方向に、歯が向いているカマを使い分けて、速度を上げていきます。
途中、仲村さんが用がありオフィスへ戻っていましたが、お茶タイムということで、宮地嶽神社の参道で、松が枝餅とお茶を買ってきてくれました。
流石の心遣いです
休憩の後、草刈りの続きをしましたが、仲村さんのお仕事が入り終了。
仲村さんが草刈り器で刈った地面をレーキで整えていくと、覆っていた雑草がだんだん薄くなって土が見えてきました。
土づくりはこれからで、まだかかりそうですが、しのぶさんの菜園を見て希望が湧いてきました。
お疲れ様でした。
追記
しのぶさんの菜園と山の見学は、情報量が多く、日誌としてはもう少し整理が必要だと思いました。次は学びの記録編をつくりたいと思います。
しのぶさんと仲村さんは宮地嶽神社の山を保持する組合の仲間でいらっしゃるので、更にディープな山のお話を伺いたいと思いました。
休憩時間に頂いた松が枝餅は、宮地嶽神社の参道で売っています。地元っ子の仲村さんにオススメのお店を伺いましたところ、小松屋さんがオススメだそうです。先日は小松屋さんが混んでいたので、人形屋さんの松が枝餅を頂きましたがこちらも美味しかったです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
誠に申し訳ございませんが、読み直ししていますが、誤字脱字があるかもしれません。
お詫び申し上げます。