ファイナンスの語源
必ずしもお金を必要としない世界
株式会社ONE PIECEの久本社長の講演を拝聴しました。「必ずしもお金を必要としない社会」目指して活動されていて、0円物々交換コミュニティ「ぐるり」や「服の交換会」を運営。
たった、1年で1.5万人の会員を超え、ルクアやマルイや市町村と組んで物々交換イベントを行う。
また、創業15年の株式会社ONE PIECEでは、アパレル系の会社で女性向けのファッションブランドを展開されていて、とても斬新な組織経営をされていています。以下はHPから引用しましたのでご覧ください。
社員の70%が働くママ。欠勤早退自由。シフト・休日自由。指示命令管理なし管理職・上司なしティール組織。全員が幸せをつくる経営者であり、黒字なら何をやっても自由。そんなルールで、私たちは自由な働き方を再定義しています。
ファイナンスの語源
久本さんから様々なことを学びましたが1番印象的だったのは、お金のやり取りの本質についての言葉でした。
お金は英語で言うと「ファイナンス」と言います。その語源はフィニッシュから来ているそうです。つまり、お金を通してやり取りすることで関係性を終わらせることにつながります。信用や信頼を媒介しないやりとりです。
家族や仲の良い友人たちに何かをお願いするときにお金を介してやりとりはしません。妻がご飯を作ってくれたときにお金を払うなんてめんどくさい事はしないですよね。また、そういった関係性のある人に何かお願いをしたときに毎回お金を払っていると、もともと誰かのためにお手伝いをしていたのに、お金をもらうこと自体が目的となり、関係性が希薄になりそうです。
利他的なコミュニティ
私は、教育から社会を良くするために一緒に活動してくれている「わいが舎ふぁみり〜」と呼ばれる先生たちのコミュニティーを運営しています。そのメンバーたちがイベントを企画運営してくれたり、先生シェアハウスのSNSで発信してくれてもお金を支払う事はありません。みんな、同じ志のもと集まってきている同志たちなので、そこにお金を介在させてしまうと自利のための活動になってしまい、利他的に活動することが出来なくなります。自利のために動いてるコミュニティには共感が生まれず、人は集まって来なくなります。
利他的なコミュニティのメンバーと共に活動し、少しずつ感謝の輪が広がってくれば、より社会は良くなるのではと考えています。
9/25の10時から「わいが舎ふぁみり〜」の活動報告会があります。ぜひメンバーである先生達の志に触れてほしいと思っています。
ご興味ある方は下記よりお申し込みください。
枚方市で先生たちが住むシェアハウス運営しています。
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