自由な共生
自由な共生
本業を通じて社会課題を解決することを目的としたコミュニティーである「経営実践研究会」の主催するイベントへ参加してきました。
前半の2日間は静岡県の熱海市で行われた熱海会議です。
内容の詳細については下記をご覧ください。
熱海会議には数名のメンバーと一緒に車で向かいました。
大阪からなので5時間もかかりましたが、様々な方のライフストーリーに触れて感じたことを書いたブログが下記になります。
そして、今回は最終日に訪れた山梨でのイベントについて学んだことを書きます。
株式会社eumoの新井さんの基調講演からスタート。
株式会社eumoでは共感型コミュニティ通貨「eumo」の発行を行なっています。
詳細はホームページを下記に引用します。
富めるものがどんどん富んでいく今の資本主義から共感をベースとした目に見えない価値を大切にする共感資本社会の実現を目指しているお話でした。
様々なお話をしていただきましたが、一番自分の心に残っているのは以下のスライドです。
昔の村社会ではお互いの助け合いがありましたが、村独自のルールに従わないと生きていけない「不自由な共生」でした。そして、高度経済成長期になり村の若者たちは東京などの都市部に出稼ぎに行くようになります。
東京ではうるさく言ってくる隣人はいません。若者達は自由を謳歌しましたが、人とのつながりがとても希薄でお互い助け合うこともなく「自由な孤立」状態に陥っていりました。そして、現代社会はみんな自由な孤立になっているといいます。
新井さんはここに課題を感じていて、コミュニティー通貨eumoを根付かせることで共同体の再構築を目指しています。自由でありながらもお互い助け合える「自由な共生」ですね。
先生シェアハウスが目指す社会
私は新井さんの話にとても深く共感しました。
なぜなら、先生シェアハウスで作っていきたい共同体も「自由な共生」だからです。
学校の先生同士が一緒に住み、お互い話したい時だけリビングで交流して、1人になりたい時は個室でプライベートを満喫する。
たまに、料理を作りすぎた時やどこか旅行に行った時はお土産を買ってきてみんなにシェアをします。
そうやって、プライベートを大事にしながらもゆるくみんなでつながっていく空間がここにはあります。
何か困ったことがあったら、助けてくれる仲間がいる。でもゆるいつながりなので強制力は無い。そんな関係性がとても心地よく気にいっています。
もともとは人は助け合いながら生きてきました。
でも、誰かに手伝ってもらったり、助けてもらうことにお金を介在させることで人間関係を分断してしまっていると新井さんはおっしゃっていました。
物々交換
コミュニティー通貨
一般的な日本円などの通貨
など、うまく組み合わせながら「自由な共生」を作っていけるといいなと思います。
最後にうちのシェアシェアハウスのホームページに載せています。もし良かったらご覧ください。「わいが舎」の風景をご覧いただくと日常の写真がたくさんあります。
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