見出し画像

東北学院大学の稲垣教授が大阪で授業づくりワークショップをやると聞き、授業づくりについてもっと深く学びたいと思い、オブザーバーとして参加させていただきました。

参加者はだいたい高校の先生ばかりで教科は国語や数学など様々。研修の時間は3時間程度でした。
稲垣先生は、教科を探求的な学びにするために「プチPBL」を提唱しています。詳細は下記の本をご覧いただけるとよくわかります。


続編がこちら。


授業をプチPBLにするために単元デザインシートを独自に作っていて、そのシートを活用して受講者たちは授業づくりをしました。

皆さんもっと苦戦するかなと思ったのですが、ほぼすべての先生たちが研修時間内に単元デザインを完成させていました。

授業づくりに必要な要素とは何か?

プチPBLの授業をデザインするにあたって必要な要素は何か受講されている方々の様子を見ながら感じたのは、子どもたちの目線で、子どもたちがワクワクするミッションを設定できる想像力が何より重要だと感じました。

また、ミッションを達成するために子どもたちがどのような流れで、情報収集し話し合い、考えをまとめたらより質の高い表現になるのか、思考の流れをデザインすることも大切ですよね。

他者の授業づくりの見方考え方を知る
研修の最後には4人1組でお互いが作成した授業を紹介し合いながら、ポジティブなフィードバックをしていました。

自分とは違う考え方の授業者の話を聞くことで、新しい発見や気づきがあります。その気づきを授業に取り入れながら日々様々な授業を実践していくことで、授業のデザイン力は磨かれていくのだろうと受講者たちの話し合いを見ていて改めて感じました。

本やwebから授業について様々な情報を得ることはできます。しかし、それらの情報は今の自分が興味を持てる情報であって、自分と違う考えに出会う事は少ないように感じます。そういったことから、日常的に様々な方と授業について語り合う事はとても重要だと思います。

株式会社わけわけの研修も対話を大事にしたいと改めて思いました。稲垣教授ありがとうございました。


枚方市で先生だけが住めるシェアハウスを運営しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?