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将来の夢や志

株式会社夢峰の内藤社長にお声掛けいただき、東住吉総合高等学校の3年生に授業をしてきました。

内容的にはキャリア教育のような内容で、「将来についてより深く考え行動するきっかけづくり」を目的として2時間いただいて、自分がなぜ今の会社を創業するに至ったのか?先生シェアハウスを立ち上げたきっかけは何なのかなど、自分がどういった課題に立ち向かっていってるのかを話しました。

まずは、冒頭でMentimeterを使って将来の夢や志はあるのか?それに向かって努力している事は何なのかを聞いてみました。その結果を下記になります。

将来の夢や志を持っている生徒さんはだいたい半数位いました。自分が高校生の頃は、将来の事なんて一切考えていませんでした。今が楽しければそれでいい!そんな生活を送っていました。そう考えると、今の高校生たちは偉いなと思いました。

ちなみに、高校生の時にやっていたブレイクダンスの動画がYouTubeにあったので、見ていただきました。笑


自分が目的意識を持って生き始めたのが大学3年生の時、周りは早々に就活を始め、内定を勝ち取っていました。

もうすぐ3年生が終わる頃、少しずつ焦り始め、自分が何をしたいのか真剣に考えるようになり、自分の今までの人生を見つめ直したときに、学校で行われた文化祭や体育祭などの行事のおかげで、いろんな人と深く繋がれたことに気づくとともに、そういったイベントを設定して間接的に学生同士をつなげてくれている先生に感謝の気持ちが湧き上がってきました。
なので、次は自分が学生同士を繋げれるような人になりたいと思い、学校の先生を目指し始めた話も赤裸々に語りました。

仕事は手段

自分の学生時代から今に至るまで何を考えてどのような仕事をしてきたのか話すことで、知ってほしかったのは、「仕事は手段であり、仕事を通して誰に貢献したいのかが目的になる」ことです。

仕事は時代の流れとともにどんどん変わっていきます。
1つの仕事に固執する事はもうできない時代です。手段を目的化し、1つの仕事に固執していると時代についていけず、給料はどんどん目減りしていき、窓際に追いやられていくと思います。

そうなると、日々の仕事へのストレスが増していき、そのストレスからプライベートまでうまくいかなくなり、何のために働いてるんだろう?といった思いが大きくなってきて、次第にサラリーマンゾンビへの道を歩み始めます。
そうなってほしくなかったので、自分がどういった思いで今の仕事をしているのかをなるべく細かくはお話ししました。

社会課題に立ち向かう

仕事を通して誰かに貢献するためには、誰がどのようなことに課題を抱えているのかを見いだす必要があります。
社会課題を解決しようということになるのですが、SDG’sで扱うような環境問題や貧困問題などの世界的な課題は身近な課題になりにくく、それなりの経験値が必要なのではないかと思います。

なので、今回はいろいろな例を示しながら、自分や友人家族など身近な人が困っている事は何か?をみんなで考えました。
例としては、ある中学校の3年生が地域のお年寄りとの関わりの中で感じた課題をお示ししました。webで調べれば自分で解決できるような事まで年配の方はお医者さんに頼っている方が多いようで、自分で調べて健康を維持できるようになればより長生きできるんじゃないかと感じたそうです。なので、医療を身近に感じれて読みたくなるような情報をwebやそれ以外の媒体も含めて発信したいと考えているそうです。

また、もう一つの事例として、5歳の息子が抱えている社会課題について話しました。笑
妻が切迫早産のため入院しています。コロナの規制もあり子どもは面会できない状態でここ数日間息子は母親に会えていません。FaceTimeなどのビデオ通話はできるので顔を見て話すことはできています。でも、相手に触れることができないのでどうしても拭えない寂しさがあります。彼は寂しさのあまり毎日泣いています。笑
IT技術で実際にふれることができたら、立体映像で身近にいるように感じることができたら、彼が抱えている課題は解決するかもしれません。

意見が出やすいように、各班でjam boardを使って身近な課題について書き出してもらいました。時間がなく5分ほどしか取れなかったのですが、何かしら課題を書くことができていました。まだまだ、解決する必要のある課題に昇華していくにはいくつかハードルがあるように感じますが、将来を考えるきっかけ作りになったのではないかと思います。

子ども達と一緒に学ぶ

彼ら彼女らが卒業して大人になった後、充実した人生を送ってもらいたいです。そのためには、人生の中で多くの時間を使う仕事について真剣に考えてもらいたいと思って、今回はいろいろな話をしながらも、グループワークも取り入れて将来を考えるきっかけ作りをしてもらいました。
もう少し、タイムマネジメントがうまくいけば、子ども達がもっと表現する時間も取れたのでそこは反省です。でも、何名かの子がとても良い時間だったと授業後に話しかけてくれたのはうれしかったです。またこういった機会をいただいた内藤社長に感謝しつつ、これからも自己研鑽をしつつ、時折子ども達と一緒に学ぶ機会を取れたらいいなぁなんて思っています。








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