国語教育と文学研究のデジタルシフト―電子出版した本の紹介
『現代文学史研究』『中古文学』『日本文学』という3つの研究雑誌に発表した論文3本をまとめて出版したKindle本です。
以下の2つのシンポジウムでの発表をもとにした論考が含まれています。
中古文学会特別企画「文学研究と国語教育の未来を拓く」
2020年5月24日
▼コーディネーター・趣意説明
東京学芸大学 河添 房江
▼パネリスト基調報告
教育の未来、大学の未来―再定義の時代の国語教育と文学研究―(野中潤)
新学習指導要領下の高校国語科と古典文学研究をどう結ぶか―『大鏡』花山天皇の出家、『伊勢物語』『源氏物語』の実践から―(吉野誠)
新たな古文教材の可能性―〈定番〉外の中古・中世王朝物語を中心に―(萩野敦子)
『源氏物語』で「深い学び」はいかにして可能か―桐壺巻・若紫巻における古典教育と研究の協働―(河添房江)
〈司会〉岐阜女子大学 助川幸逸郎
※このシンポジウムは、国文学系の学会としてはおそらくはじめての本格的なライブ配信シンポジウムでした。
特集 日本文学協会第75回大会(誌上開催) 国語・文学教育のこれから : 学びの場をつなぐ
2021年3月号『日本文学』
国語は何を教えなくてよいのか(野矢茂樹)
高校に古典は本当に必要か : 高校生との対話を通じて(福田安典)
デジタルシフトと国語科教育の未来(野中潤)
混迷の深まるなかで : ディスカッサントとして(紅野謙介)
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