一生の宝物が、届きました。 - 牛本革手帳カバー2020点を、新社会人に 無料で贈る キャンペーン -
3月の終わり。
大学の友達から、あるリンクが送られてきた。
え!こんなキャンペーンあるんだ!?
スマホをスクロールしながら、私は紅茶を飲んでいた手を休めた。
【新型コロナウイルスの影響で、
卒業式を迎えることが叶わなかった
2020 新社会人へ】
- 牛本革手帳カバー2020点を無料で贈ります -
社会へ羽ばたく、決意を意識する卒業式。
皆さんが、社会への一歩を踏み出す節目を
感じられる瞬間となりますように。
お申し込みはこちら
BUSINESS LEATHER FACTORY
聞いたことのないブランドだった。
貼ってあるリンクから本社のサイトに飛んでみた。めちゃくちゃかっこいいサイトだなぁ。へぇ、バングラデシュの革を使っているんだ。
どれどれ…と手帳カバーの色を見てみる。
キャメルブラウン、ブラック、ネイビーブルー…何種類もあるその色はどれも大人っぽくて迷ってしまった。
その中でも、艶かしい青が美しいピーコックブルーを選んだ。
申し込みフォームに飛び、ぽちぽちと個人情報を入れる。
本当に、来るのかな…?
最初は半信半疑だったけど、申し込んだら、本当に、来た。
3日後。「ぴんぽーん」という音と一緒に、はるばる、小さな箱はやってきた。
「ぺりぺり」というわくわくする音を立てながら、ダンボール生地の箱を開ける。
現地から届いた、本物
まず出会ったのが、この言葉。
『本革』を保つ意味。
それは、相手に対する敬意の表れ。
その下に、もう少し文章が続く。
だからこそビジネスパーソンは、
本革にこだわる。
わたしたちは、最高のものづくりで
その想いをカタチにします。
世界のふたつとないオリジナルの表情を持つ本革それぞれの個性をお楽しみください。
愛着を持って大切に、長くご愛用いただけますことを心より願っております。
これは、本物だ。
そう思った。
このUX。すごいな。
ビジネスレザーファクトリーの世界観に、するすると惹き込まれていく。
開けてみて、わぁ と声が出た。
ひょっこりと、笑顔が見えた。
バングラデシュの子供たちだ。
バングラデシュからの贈り物。
製品を手に取る前に、現地の人の笑顔を、見ることができる。
数秒でも、現地の人に想いを馳せることができる。
「相手に対する敬意の表れ」の「相手」は、もちろんビジネス上での「相手」でもあるけれど、これを作ってくださった「バングラデシュの方々」でもあるのだと、私は感じた。
そして、この本革を大切に使うこと自体が、「作り手への敬意の表れ」にもなるんじゃないか、とも。
作った人の顔が見れるのと見れないのって、だいぶ違う。
現地の方の作っている真剣な姿や、機械を動かしていたり設計している手を見たあとに、製品を手に取ると、「この人たちが、作ったのかぁ」とバングラデシュと繋がったような気がした。
この時点で私の心はじゅわぁっとあたたかくなっていた。
見ず知らずの大学生に、こんなキャンペーンを、しかも無料で……あっ涙が…
そして革がまたとっても綺麗な色!
うっとりしてしまう、色と肌触り。
これから使っていくうちに、年月をかけて、どんどん味が出てくるんだとか。長く使いたくなるなぁ。まだちょっと固めだけど、柔らかくなるんだろう。
「天然皮革ならではのシミやシワも、天然の素材であることの証。
それも大切な思い出として、それぞれの表情をお楽しみください。」
上品で、丁寧。
注意書きひとつとっても、言葉が洗練されていた。
会社から届いた、意志と想い
会社の意志。
実現したい世界が、ここに書かれていた。
これまで働くことの出来なかった、厳しい家庭環境で暮らす方々や女性を積極的に採用し、現地資源の牛革を活用した本革製品を製造しています。
「世界一厳しいといわれる日本のお客様に認められる品質の製品を」という自負心をもって、日々ものづくりに励んでいます。
そして、入っていたお手紙にもいたく感動した。
どうしてもシェアしたく、ここに載せます。
本当に、胸に刻んでおきたいなと思う言葉だったので、ここに文章を…!
ご卒業おめでとうございます。
学生生活を振り返って、どんな風景が思い出されますか?
そして、これから始まる新しい生活に向けて、どんな気持ちですか?
働くってどんなイメージでしょうか。
私たちビジネスレザーファクトリーは、バングラデシュのメンバー、日本のメンバー全員が、志を実現するために、
同じ方向を見て、そして互いに思いやりを持つことを忘れずに、仕事に挑んでいます。
でも、まだまだだなぁと思う瞬間もあります。
その繰り返しとして言って良いかもしれません。
上手く行かないこともあるけれど、
あなたの「働く」が、世界を変える。
あなたの「働く」が、大切な人を支える。
あなたの「働く」が、自分を超える。
あなたがこれから進む道が、光に溢れたものでありますように。
「働くを楽しく」を実現できるよう、応援しております。
これを書いてくださったのは、どんな方なんだろう。
女性かな、何歳くらいの方なのかな。
どんな想いで、これを書いたんだろう。
きっと、紆余曲折ありながらも今働くことを全力で楽しんでいる方なんだろうな。
手紙を読んで、なんのために「働く」のか、今一度言葉にしようって思った。力強く、想いのこもったお手紙だった。
こんな言葉をいただいたら、もう…。
2020人、全員ファンになります。涙
2020人の新社会人の方が、色は違えど同じストーリーを持った牛革の手帳カバーを持っているのかと思うと、なんだかすごい一体感がある。
ある種の「同期」みたいな!
「働くを楽しく」
サイトには、こう書いてあった。
世界中の「働くを楽しく」を応援するビジネスレザーファクトリーは、バングラデシュでの雇用を創るために始まりました。
お手元にあるアイテムが、たくさんの手を渡り、想いを乗せて、あなたの働く毎日を応援していることを伝えたい。
『働く』という共通項で、世界を「共創」していることを、バングラデシュのものづくりと、日本のビジネスシーンの「共奏」で描いた、ブランドムービーがこちら…!
2分もないムービーだけど、かっこよすぎる、なんじゃこれは。
一度、観てみて下さい…!
ファンになるということ
やっぱり、ストーリーを買う時代なのだとつくづく思う。
そのストーリーの一部になる人=ファンであり、これからずっとそのストーリーを一緒に作っていきたい人が、そのブランドを支えていく時代。
多くのブランドがある中で、この想いに共感した!この世界観が好き!と思えるブランドに出会える瞬間は、いつも嬉しい。
以前、MOTHER HOUSE というブランドのことを書いたのだけど、ビジネスレザーファクトリーも、拠点は同じバングラデシュ。共通点を見つけながら、差別化しているポイントや相違点を探すのも面白い。
この記事に、ハッとさせられるコメントを書いてくださった方がいた。
「買い物は投票。作り出してくれる方の想いに、使う側の想いを乗せて届きますように」
買い物は投票。まさにそうだ。
頑張ってほしい。これからも応援しています。
そんな想いが、なめらかに循環する社会になったらいいな。
その一歩として、私は好きなブランドを「好き」と伝えること、そして、買うことでその「好き」の意思表示をしていきたいなぁと思うのであった。
改めて、BUSINESS LEATHER FACTORYさん、素敵な企画をありがとうございます。取り急ぎnoteで失礼します。いつか、ちゃんとお礼を言いに店舗に足を運びたいです!
明日も、みなさんにとっていい1日になりますように!