実があり 颪ガラスに 虚が写る

画像1 季語:颪(おろし)冬季に山や丘から吹き下ろしてくる風の呼称。 季節:冬 寒さに冷やされたガラスに灯りが写る。それは虚なのか、実がなければ虚もなく、実があるから虚があるとすれば、虚とは言い切れないのではないか、あるいは実と虚があるとすれば狭間は何なのか、と思った12月はじめを詠んでみました。

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