文字に化かされるメカニズム

先日あげた記事の続報です。
文字に化かされる(見間違える)メカニズムがわかったので
参考サイトをのせておく。

ミスは気を付けてもなくならない? ミスを引き起こす、人の認知システム | 『日本の人事部』 (jinjibu.jp)

このサイトによると
言葉の最初と最後の文字以外が入れ替わっていても読めてしまう
「タイポグリセミア」という現象があるらしい。

この ぶんょしう は にげん は もじ を にしんき する

とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば

ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとてる

ミスは気を付けてもなくならない? ミスを引き起こす、人の認知システム | 『日本の人事部』 (jinjibu.jp)

この現象、分野としては心理学らしい。
検索したら題材にした論文がたくさんでてきた。
また、上記サイトは労働安全衛生広報に寄稿された下記の文章をもとにしている。

ヒューマンエラーの基礎知識
https://www2.rikkyo.ac.jp/web/haga/journal/occupational_safety.pdf

この文章の中で特にこの部分が好きだ。

ヒヤリハットをエラーの卵とみるのでなく、事故を免れた成功体験とみなせないだろうか。エラーの分析より成功体験の分析に力を入れられないだろうか。

occupational_safety.pdf (rikkyo.ac.jp)

ミスをするは特性上当たり前。
ミスしなくてすごい!の文化にならないかなとおもう。
とはいえ日本の産業の品質の高さは、ミスを異常とらえるからこそかもしれないけど。
一概には言えないね。



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