【6泊7日約10万!春休みやりたい放題無謀な1人旅】 vol.4 2日目ー①三方観光編
これまではこちら!
それでは〜▶️!
朝
0630起床。完全に頭が覚めてない中準備し、ホテル下の"あなぐらももんじ"さんで朝食。好物ばかりな事に加えて全て美味しくて朝から幸せ。
食べ終わった後部屋に戻って荷造りとチェックアウトし0755頃ホテルを離れる。部屋に入った時は余りにも他の部屋や廊下の音が聞こえるため寝られるか心配だったが大丈夫だった。
0812美浜駅発の電車に乗車。人は疎ら。車窓から三方五湖の1つ、久々子湖が見えてテンションがあがる。菅湖が見えたかは記憶が…三方駅で下車。ホーム沿いの大きい桜は満開!雲が少ない空の青が桜の薄いピンクを引き出していた。コインロッカーで荷物を軽くし、500円で自転車をレンタル。インターネットで調べた際は出来ないかもしれないと思い徒歩を考えていたのでめちゃくちゃラッキーだった。
福井県年縞博物館
自転車を走らせ約15分2.3キロほど。福井県立年縞博物館に到着!開館10分前くらいに着いてしまうが準備しているうちに開館で丁度良かった。
年縞とはなんなのか。年縞博物館のHPによると、
「長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物」のこと
で、1年に1層形成される、春〜秋、秋〜冬で色が異なり、明るい色(ベージュっぽい色)と暗い色(焦茶っぽい色)が交互に堆積したものである。三方五湖では水月湖で確認された。世界でもドイツのメアーフェルド湖などでも確認されているが、この水月湖は以下3つの点で特異的で、年縞が作られる環境として「奇跡」と言われるほど理想なんだそう。
①水深が深いまま維持される。
これは断層活動が要因である。土地が沈んでいて湖底が深い。つまり時間が経っても空間が埋まることがない。
②③湖底が荒らされない。
②▶︎直接流れる河川がない。
例えば三方湖などは直接河川が流れてくる為、土砂が運搬されて湖底がかき乱されてしまう。よって綺麗な層を形成することは出来ない。その反対で水月湖は直接河川が流れていない為そのようなことはないのである。
③ ▶︎水深が深いために酸素が湖底まで届かず、生物は生きていけない。そのため湖底が荒らされることもないのである。加えて山に囲まれているため風はほとんどない。あっても風によって湖底が荒らされることはない。
このような要因が重なり、水月湖は7万年分約45メートルの年縞を形成&蓄積することができた。これほど長い年月連続した年縞は世界的にも例がなく、地質学や考古学において年代測定の「世界標準のものさし」となっている。(年代測定の話しもとなるとキリがないので詳しく知りたい方は年縞博物館のHPをご覧ください。)
余談。別の目的(縄文関係だったような…)で三方湖のボーリング調査?が行われてついでに調査した所、この年縞が発見されたそう。旅行から帰ってきてからだいぶ日時が空いてしまっている為記憶が曖昧で申し訳ないです💦
開館と同時に入ったのが私と若い男性の2人だけで、館長さん?直々の説明付きでの見学というとても貴重な体験をしたのもいい思い出。見やすく分かりやすい展示でもっと知りたいとなった。隣の若狭三方縄文博物館も見学したが割愛。共通券で700円だったかな?
爆走サイクル!
見よこの時刻表!なんだこれは!私の地元も本数少ないが流石に1時間に1本はある。3時間ないとは…本当に予定を立てるのが悩ましかった。
なんやかんだで博物館の見学が終わったのが1045頃。1149発の電車は絶対条件。しかしまだ1時間あってここで潰すのは勿体無い。という事で行けるところまで行ってみることにした。三方PA辺りに戻ってそこからサイクリングロードに入る。左手に三方湖、続いて管湖を見ながらひたすら漕ぐ。借りた時はこんなことをするなんて考えていなかったので変速なし、NO電動の普通の自転車。頼りは自分の脚力。だが普段あんまり運動していないデブ。勿体無い精神の力半端ない笑。誰1人もいない林道っぽいサイクリングロード。途中めちゃくちゃ急な坂を登って下って…時計を確認しつつ、諦めようかと何度も思いつつ、なんとか目星をつけていた1055頃に日向湖に到着。三方五湖全てクリアした!という達成感が大きくて疲れに気付かなかった。
達成した喜びに浸りたいけど電車までの時間はない。正直ギリギリ。道に迷わない為にも県道を選択。思ったよりも細かいアップダウンがあったのと行きに頑張った疲れが溜まって大変だったが、最後の長く急な下りを風を切って進むのがワクワクさせた。1125くらいには駅に戻ってくる。コインロッカーから荷物を取り出して整理をし待機。汗は凄い量出たがとにかく間に合って良かった…
次がかなり長くなりそうなので短いですが、ここでvol.4は終了にします。
それにしても年縞博物館は凄かった…
to be continued!!!
【参考】
福井県立年縞博物館HP http://varve-museum.pref.fukui.lg.jp
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