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【ヨーロッパ旅行】1ヶ月総額30万円!円安下での海外旅行の費用・内訳を紹介

※ 1 ユーロ = 平均158円(当時155円~161円)

2023年12月22日から2024年1月22日までの32日間、バイトで貯めた30万円を握り締め、イタリア、オーストリア、チェコ、ベルギー、フランスを巡るヨーロッパ旅を実現させました。
当時19歳、人生初の海外旅行でバックパッカーとして挑んだこの旅では、歴史的な美しい街、食、文化、異なる国の人々との出会いなど、海外ならではの貴重な経験ができました。

イタリア、ベネチアの朝焼け
(2023.12.23. 07:07)

この記事では、旅費、節約するために利用したサービスなどを紹介します。「こんな旅のスタイルもあるのだなあ」と、温かい目で見ていただけると嬉しいです。




旅のルート

旅はイタリアのミラノマルペンサ空港からスタート。そこからヨーロッパをグルっと東から周って行きました。

🇮🇹イタリア • ヴェネチア (2泊)
↓バス
🇦🇹オーストリア • ウィーン(2泊)
↓バス
🇨🇿チェコ • プラハ (9泊)
↓飛行機
🇧🇪ベルギー • ブリュッセル(11泊)
↓飛行機
🇫🇷フランス • トゥールーズ (6泊)
↓飛行機
🇮🇹イタリア • ミラノ(1泊)

計画中が最高に楽しい
旅の醍醐味

旅の新常識|Workawayで宿泊費ゼロ&現地体験

今回の旅は、ワークエクスチェンジサービス「Workaway」を活用したおかげで、かなり節約できました。ベルギーとフランスではこのサービスを利用し、なんと15泊分の宿泊費と滞在中の食事が無料に

Workawayは、世界中で「働く」代わりに宿泊や食事を無料で提供してもらえるワークエクスチェンジサービスです。ホスト(受け入れ先)と旅行者をつなぐプラットフォームで、農作業、掃除、子どものお世話、語学サポートなど、さまざまな活動があります。

旅をしながら現地の文化に触れたり、人と交流したりしたい人にぴったりのサービスです!宿泊費や食費を節約できるので、長期旅行やバックパッカーに人気があります。

Chart GPT

「Workawayって何?どんなサービスなの?」という方に向けて、実際の経験談を交えて別の記事で詳しく紹介しています。

今回は旅の費用にフォーカスしているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

イタリア ミラノ
ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世

総額はズバリ

\\ 312,612円 //

まず、内訳はこんな感じ

① 移動費:165,357円
宿泊費:65,565円
食事代:60,775円
その他:20,925円

それぞれ詳細を説明していきます。

① 移動費

- 飛行機

  • 名古屋 ⇄ ミラノ(往復):104,940円

エアチャイナを利用。行き帰りどちらも中国で一度乗り換えでした。行きのトランジットがまさかの8時間。1ヶ月半前に予約。

ヨーロッパ圏内での飛行機

イタリア上空からアルプス山脈!!
(2024.1.21. 08:56)
  • プラハ→ブリュッセル 7,492円

  • ブリュッセル→トゥールーズ 9,247円

  • トゥールーズ→トレヴィーゾ 6,706円

全てLCCのライアンエアーを利用。荷物の重量とサイズのチェックがかなり厳しめ。旅行中、それぞれ数日前に予約。

- 電車

ヴェネチア駅を出てすぐの景色に感動
(2023.12.22. 11:54)
  • ミラノ → ベネチア:5,804円
    (もっと安くできた)

トレニタリア(Trenitalia)を利用。ヨーロッパにも日本の青春18きっぷみたいなものがあって、ヨーロッパ内の電車などが条件付きで乗り放題ということだったけれど、初めてなので予約の簡単なバスをメインで利用。

- バス・トラム・船

プラハにて
  • ベネチア2日間船乗り放題パス:5,514円

  • ベネチア → ウィーン : 9,441円

  • ウィーン市内トラム2日間:2,226円

  • ウィーン → プラハ : 5,365円

  • プラハ市内トラム9日間:3,025円

  • シャルルロワ → ブリュッセル : 3,006円

  • トレヴィーゾ → ミラノ : 1,135円

バスは全てFlixBusを利用しました。予約簡単、安くて便利なのでおすすめですが、飛行機の方が安いこともあるのでリサーチを忘れないように。

プラハは街全体が世界遺産に登録されている
(2023.12.27. 8:09)

以上が移動費で、なんと旅費の半分を占めました。ヨーロッパ5ヵ国を行くとなると妥当かなあと思います。

移動費合計:165,357円


② 宿泊費

ドミトリーも慣れれば楽勝

宿泊費はドミトリーホステルに泊まって抑え、Workaway を利用してベルギー9泊分とフランス6泊分の計15泊は無料でした。

  • ベネチア(2泊):6,894円

  • ウィーン(2泊):7,338円

  • プラハ(9泊):39,943円

  • ブリュッセル(2泊):11,148円

  • ミラノ(1泊):4,565円

プラハ旅行中には年末年始が重なり、宿泊料金はかなり上がっていました。

ベルギー 美術家さんのお家でお手伝い
初workaway体験

計16泊:65,565円(平均1泊4,097円)


③ 食事代

ベルギーのスーパーで買ったサラダとポテト
(1100円)

ヨーロッパの食事は、スーパー(LIDL, Carrefour, Albert, BILLA)、どこにでもあるケバブ屋さん、マクドナルド、たまにレストランへ行っていました。

都市別の食事費用

  • イタリア(ベネチア、ミラノ):1日あたり約3,264~4,664円

  • オーストリア(ウィーン):1日あたり約1,343~7,584円

  • チェコ(プラハ):1日あたり約905~3,297円

  • ベルギー(ブリュッセル):1日あたり約1,137~1,899円

  • フランス(トゥールーズ):1日あたり約1,522~3,907円

ホステルで出会った韓国人バックパッカーとお料理

食事代:60,775円(平均1日2,026円)


④ その他費用

  • 海外旅行保険15,930円

  • eSIM(データ20GB)4,995円

    eSIMはUbigiを利用しました。ヨーロッパ全土で使える10GBを2回に分けて購入。


海外旅行節約のポイント

1. 格安航空を利用する(早めの予約がカギ)

LCC(格安航空会社)を使えば、ヨーロッパ内の移動費を大幅に節約できます。出発の2〜3か月前にチケットを予約すれば、数千円で移動できることも。

2. オフシーズンを狙う

オフシーズン&朝方 のプラハ城周辺とても静か
(12.27. 7:53)

12月から1月は観光客が少なく、航空券や宿泊費が安くなる時期です。冬のヨーロッパはクリスマスマーケットなどのイベントも楽しめてお得です。

3. 公共交通機関をフル活用

各都市のバスや電車、トラムなどを使えば、移動費を抑えられます。デイパスや複数日パスを購入すると、さらに効率的です。

4. ワークエクスチェンジサービスを利用する

WorkawayやWWOOFを利用すれば、宿泊費と食費が無料になります。現地での手伝いを通じて、文化交流も実現できます。

5. ホステルに泊まる

ホステルのドミトリー(相部屋)なら宿泊費を節約可能です。キッチン付きのホステルを選べば、自炊して食費も抑えられます。

6. 地元のスーパーや市場を活用

高タンパク栄養満点のケバブに何度助けられたことか

外食を控え、スーパーや市場で食材を購入して自炊するのがおすすめ。パンやチーズ、フルーツなどを買ってピクニックランチを楽しむのも最高。

7. 無料の観光スポットやイベントを探す

公園や教会、街歩きなど無料で楽しめるスポットが意外と多くあります。


まとめ

忘れられないヴェネチアの夕空
(2023.12.23. 17:02)

今回のヨーロッパ30日間の旅では、約30万円で5カ国を巡ることができました。事前にしっかりと計画を立て、格安航空券やホステル、ワークエクスチェンジ(workaway)を活用すれば、予算内で旅行が可能です。ヨーロッパ旅行を計画中の方に、少しでも参考になれば幸いです。

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