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モチベーションは落ちるもの
こんにちは。のもとです。「誰でも全力でやれば80点の人生にはなれるよ」をモットーに自分自身の思考や行動をこちらのnoteで発信しています。
最近「モチベーション」という言葉にうんざりしています。
研修などでも「モチベーションを上げるような…」とリクエストされますが、非常に悩ましいテーマですよね。
そもそも「もうモチベーションって言葉廃止!」と言いたい派の私ですが、それでも無意識に言葉として使っている自分に気づいたりしてギョッとしたりもしています。
人が行動する原動力として私はこのように考えています。
①ハングリー精神:昔貧乏だったとか、苦労したとか、要は「こんちくしょうの精神」を原動力にする
②モチベーション:行動の先にある成果や自己実現をイメージして、モチベーションを高めて行動の原動力にする
③感謝の精神:今あるものに感謝して、環境に感謝することで行動の原動力にする
私はこの3つが大抵、行動の原動力です。
最近は①を原動力にする環境ではない、いや時代ではないという気もしていて、昭和の成功者の武勇伝みたいなものは無理があるように思います。また①を原動力に行動する人って人を羨みがちです。蹴落としたり、無意味に競争しようとします。
そうなると②か③になりますが、正直自己実現のモチベーションってずっと継続は難しい。私は定期的にこの手のモチベーションが落ちると自覚しているので、あまり自分の行動を自己実現頼りにしたくないなと常々思っています。
そうなると、③の感謝の精神が実は地味ですが、じわりじわりと継続していけるし、行動している自分自身が何より清々しい。
個人差があると思いますが、私はモチベーションをずっと高くキープするより、毎日「ああ、ありがたいな」って思って生きているのが自分に合っているなと思っています。
「嘘つけ」って言われそうですが、小さな感謝が日々できれば、それが実は積みあがってモチベーションのようになってくるって思っています。
自己実現のモチベーションより強い「感謝のミルフィーユなモチベーション」です。
自分に返ってくる成果をモチベーションにするより、人や環境に感謝して、人に迷惑かけないように、出来ればちょっとでも役に立てるようにと思って仕事してたほうが続きますし、楽しいですよ。
自分の収入とか目標とか、自分の利益だけをずっと追いかけるってしんどいです。しんどいから、途中で「まあ、これくらいで合格点かな」ってなることもあるし、そうやって途中でモチベーション落ちてても誰にもバレないですからね(笑)無意識でやってる人も多いはず。
私はそれがすごく苦痛で自分自身が嫌になるので、もう自分の利益だけのモチベーション上げは辞めました。
結局人は一人では生きられないので、感謝を地層のように長い期間で積み重ねていく方が良いなと思ったのです。
そしたら、「丸くなったね」って昔から私を知っている人には言われます。
昔はもっと人にも自分にも厳しかったです。
攻撃力も今の10倍くらいあったと思います(笑)
体型も丸くなって、心も丸くなって良い感じに40代を満喫しているって話です(違う)。
モチベーションは落ちるもの。
全力疾走も大好きです。自分にはもっともっと厳しくありたい私です。
でもピリピリするのもたまには休んで、今の自分を褒めて環境に感謝してみるのも良いなって最近やっと思えるようになりました◎
リラックス、リラックス。