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母にしてくれてありがとう

こんにちは。のもとです。「誰でも全力でやれば80点の人生にはなれるよ」をモットーに自分自身の思考や行動をこちらのnoteで発信しています。

今日は2月6日。
次男の高校受験第一志望校の受験日です。
この記事を公開する頃には次男の合否はでていますが、もはや合否は関係ないので記事をしたためています(笑)

今回は超プライベートな内容ですがご容赦ください。

私は次男が1歳になる前に離婚しました。彼はお父さんとの思い出も顔すらも知りません。もう会いに来ない父親の顔を見たいといって昔の写真をひっぱりだしたものの「うーん、よくわかんないや」と言ったのは小学校に上がる直前だったと思います。

小学校入学前に保育園の先生から「落ち着きがなさすぎる、一回病院で検査をしたほうが良い」と言われました。その時の私の答えは「子供で落ち着きがあるほうがおかしくないですか?私なんて大人になっても落ち着きないですよ」と完全なモンペ回答で普通学級に押し込みました。
なぜなら、彼はちゃんと向き合って、なぜ今イスに座っていなければならないかを説明して納得すればわかる子だから。
絵本は途中で飽きちゃうし、TVアニメですら30分座ってられないけど、美味しいご飯を作れば、ちゃんと座って食べきるし、なぜ座って食べなければいけないかは理解できました。

あとは、こちらが面白く劇団のように絵本を読み聞かせればゲラゲラ笑って座っています(大人側の演技力の問題)、オンとオフ(電車では静かに、公園では奇声もOK)をしっかりつけるだけ。

座ってプリントをやりきれない次男は長男がやっていた公文式は最初は撃沈でした(笑)
その代わりリビングに大きなホワイトボード(会社の会議室にあるような)を設置して、そこに私が朝早く起きて問題を書いておく。そうすると次男は目覚めたらホワイトボードの前にダッシュして黙々と問題を解いていました(ホワイトボードが好きなだけ)。

プリントがやっと出来るようになったら、模造紙をかって、私がシール帳のようなイラストを描き、1枚プリントが終わるとそこにシールを貼るようにしました。

家庭ではとても楽しく出来るのに、小学校では低学年になっても色々と問題?を起こすようなことが続きましたが、「お友達を傷つけちゃいけない」だけを守ってねと伝え、勉強も好きな科目(数学)だけをすれば良いとし、やりたくない勉強はしない。とにかくアメとムチをフル動員しての日々。

明るく我が家の太陽です。
私と長男が口論をしていると泣いてしまうような優しい子で。
「3人で仲良くしたいから喧嘩しないで」とよく言っていて「これは喧嘩じゃない!議論だ!」と逆に長男に怒鳴られていました(ほんとごめん)。

よそ様からみたら、色々と難点のある子だと思います(今も)。
でも私からしたら、私の人生の幸せ半分は彼が作ってくれていたと思います(そしてもう半分は長男)。

なにより今回素晴らしいと思ったのは受験生でイライラしたり、親にあたったりが全くない。
いつも感情がご機嫌モードで、「マジ、おもろ」です。
実は繊細な部分も沢山ある子だと知っている私はいつ爆発するかとヒヤヒヤしていましたが、成長したなと感じることがこの受験で多くありました。

なので、どこの高校に行っても私はもう満足です。
「結果が大事か、過程が大事か。
結果が全てだと思って全力を尽くした過程が全てだから、受験は合格しかないでしょ。」と彼は漫画の受け売りのフレーズを言っていましたが、その通りです。
最高の結果を目指した過程はもう100点満点だと思います。私の生涯勉強時間を抜いています(笑)

最後に学歴はどうでもいいという人がいます。
これは一理あると思います。
しかし、学歴を得るために勉強した努力は全く無駄ではない。
勉強でもスポーツでも趣味でも全力で行ったことがその人の糧になるのだと思います。

こんな素晴らしい経験をさせてくれてありがとう。
見送って今近くのカフェでこれを書いています。

本当に母にしてくれてありがとうしかありません。

君は私の太陽だ。


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