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うつの人の食事 →うつも味覚障害になるのでご注意を!

コロナの症状として、「味覚異常、味覚障害」を気にする人が多くなってきました。
風邪や花粉症で鼻詰まりの時なども、味が感じにくくなるものですが、うつの場合も、味覚がおかしくなることがあるのです。

うつになると、食欲を失う人は多いと思います。
お腹がすかないし、食べても味が感じられない、あるいは美味しいと感じられなくなる。
特に誰かと同居してない場合は、買い物も出かける意欲もなくなるし、料理をするのもしんどい。
となると次第に、食事に無頓着になってしまってもおかしくありません。

私たちは食べた物でできているし、生命の維持にも関係しているので、うつであろうが、なかろうが偏食は危険ということは誰しも分かっています。が、うつになったら、そんなことはどうでもよくなってしまうのです。不眠や過眠により、起床時間は遅くなったり不規則になったりする。それに連れて、食事も不規則になり、偏食になりがちなのです。

味覚障害は、亜鉛不足や脳の神経細胞の障害などが原因と言われています。うつになり、偏食になれば亜鉛不足にもなりかねませんし、抗うつ薬の副作用としても味覚障害が起こるようですので、うつの人の味覚障害は意外と多いのかもしれません。

食べたくないし、何か食べても美味しくないという状態では、食事は欲求でも楽しみでもありません。単なる生命維持活動になります。
うつになり、例え食事が単なる生命維持活動になってしまったとしても、菓子パンばかり、カップラーメンばかりでは体調に影響を及ぼしますので、栄養のことを多少は意識して食べていただきたいと思います。
とは言え、うつになってしまうと「○○しなくてはならない」と自分を追い込みすぎる傾向がありますし、「今日も栄養あるものを食べることができなかった」と自分を責めることにもつながりかねませんので、極端な偏食にならない程度の食事という意識で大丈夫かと思います。

私の場合は、うつになった頃は食欲がなく痩せていきましたが、その後うつのお薬の副作用で過食になりました。健康な状態より更にお腹が空くし、食欲旺盛になってしまい、結果、5kg程太ってしまいました。
けれども、その頃の私はうつの薬に依存気味だったので、副作用の問題を気にするよりも薬の効果に頼っていたのです。

食べ物から命を頂いているので、食事は本当に大切です。


++今回のセロトニンの増やし方++

バナナヨーグルトを毎日食べる

食事のことをあれこれと考えると疲れてしまう方は、これだけ続けてみましょう。

セロトニンのもととなる、トリプトファンやビタミンB6、炭水化物などが含まれています。
普通の食事をしていれば、セロトニンのもととなるものは自然と摂取できていますが、極端な偏食になってしまうとセロトニンのもととなるもの自体が摂取できないのでお気をつけてくださいね!




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