見出し画像

【脳をあやつる成功術】~8対2の法則~

今回はビジネス用語、8対2の法則について解説します。

正式にはパレートの法則といい、世の中の多くの事柄は8割が2割に収まり、2割が8割に収まるというものです。

これだけだとよく分からないので、様々な例を紹介します。

・世の中にあるお金の8割は2割の人間が持っている。
・お店の売上の8割は2割の種類の商品が出している。
・仕事の成功の8割は全体の2割の時間と労力で産み出されている。
・後々生きるアイデアは思いついたものの全体の2割程度である。
・人気youtuberの動画の再生回数の8割は2割の動画で得られている。

といったものがあげられます。


これの何がビジネスに生きるのかというと、
戦略の考え方の指針になります。

・販売で言うなれば、2割の商品で8割の利益を出しているのならば、その2割の仕入れ、販売に力をいれる。
・営業では、2割の顧客で8割の売上をあげているのならその2割の顧客を大切にする。
・もしくは、その2割に今後の利益が見込めないのなら残りの8割に力を入れてみる

などです。


Amazonは2割の商品の売上を強みにしているというよりは、残り8割の多数の種類、膨大な品揃えが強みになっています。

膨大な種類が少量ずつ売れるという状態をグラフにすると、長いしっぽのようになるため、
Amazonのような方式を、

ロングテール方式

といいます。

2割をメインに考えるか、残り8割に注力するかといった分け方で考えるのは有効な手だと思います。

とはいえこれは、企業レベルの規模で行われる分析なので、個人ビジネス初心者から中級者は、全体の母数を上げることのほうが大事だと思います。
(販売なら出品数、営業ならひたすら数打つなど)

頑張って数をこなしているのに伸び悩んでいる方はこの考え方をぜひ取り入れてみて下さい。


以上、8対2の法則に関する解説でした。

少しでも参考になって頂けましたら、スキ、フォローをぜひお願い致します。

ありがとうございました。

☆【脳をあやつる成功術】マガジン☆

☆おすすめ心理学本☆


いいなと思ったら応援しよう!