『初頭効果』で第一印象を劇的に良くする方法
初頭効果とは
人は初めて出会ってから数秒の間に、その人の印象を決めてしまう
という心理学用語です。
まずは、こちらのツイートをご覧ください👇
ここから、もう少し細かく解説していきます。
初頭効果の影響
出会って2秒~10秒程度で印象が決まるため、モタモタしていられません。
最初に「なんだか暗いな」と思われると、その印象はなかなか拭いきれなくなります。
反対に、初めに良い印象を与えると、その後に暗い一面を見せても
「疲れてるのかな?」程度にしか思われなくなります。
この"初めの数秒"に力を入れるかどうかは、その後の関係性に大きく影響します。
アッシュの実験
実験参加者に、ある人物の性格を表す
2種類の説明を伝えます。
A:知的で、勤勉で、衝動的で、批判的で、頑固で、嫉妬深い
B:嫉妬深くて、頑固で、批判的で、衝動的で、勤勉で、知的
どちらが印象よく思えるでしょうか?
実は、この2つの説明は
同じ単語を逆に並べ替えただけのものです。
にもかかわらず、
実験参加者の多くは「Aのほうが好印象である」と答えました。
「知的で勤勉」という良いイメージの言葉を先に伝えたほうが、全体的な印象がよくなることが分かりました。
この実験結果から、
「最初の印象が大事」ということが言えます。
実際に良い印象を与えるには
では具体的に、どのようにすれば
相手に良い印象を与えることができるのでしょうか。
①明るくハキハキ話す
暗くボソボソと話すと、相手は
「僕と話すのがつまらないのかな」と感じてしまいます。
明るくハキハキ話すことで、相手は嬉しくなります。
「話しやすいな」
「仕事ができそうだ」
などと思ってもらえます。
②笑顔を出す
ずっとニコニコしている必要はありませんが、
時々、笑顔を見せるといいでしょう。
相手の笑顔を見ると、自分も笑顔になります。
お互いに楽しい気持ちで
会話をすることが大切です。
③服装、髪型などで清潔感を出す
心理学では見た目は大事とよく言われますが、
これは顔立ちに限ったものではありません。
服装や髪型などの、
後から変えられる点をしっかり整えることで
充分な良い印象が与えられます。
まとめ
・出会って2~10秒で印象が決まる
・良くも悪くも後から変えにくい
・ハキハキ、笑顔、清潔感が大事
第一印象をよくして、良好な関係を築きあげましょう(^^)/
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