【脳をあやつる成功術】~ダブルバインド~
今回は、「ダブルバインド」という心理テクニックについて解説します。
ダブルバインドには主に2種類あります。
一つ目は、
「2つの矛盾した命令をして、相手を混乱させる」
もう一つは、
「2つの選択肢を提示し、その他の選択を考える余地をなく回答させる。」
というものです。
前者は、「二重拘束」ともいい、パワハラ、モラハラを招くことがあります。
例えば、
同じ上司に、
「いちいち相談せずに、自分で考えろ」
と言われた別の機会に、
「なんで相談しなかった」
と矛盾した内容を言われるようなことです。
このような状況下に長くさらされると、心が参ってしまうので、早めに逃げ出しましょう。
心理テクニックとしての「ダブルバインド」は後者のほうで、こちらはビジネス、恋愛、人間関係で多く活用されます。
例えば、
「プランAに契約しませんか?」
と聞くのではなく、
「プランAとBのどちらに契約しますか?」
と聞いたほうが成約率が高いのです。
恋愛においては、
「今夜お食事に行きませんか?」
と誘うよりも、
「和食と中華だったら、どっちがいい?」
というような誘い方をすることで、
「行く、行かない」の選択肢ではなく、
行くことは前提で、
「和食か中華か」の選択にすり変えることができます。
このテクニックは、使う側として覚えおくだけでなく、勧誘された時の対策として覚えておくのも有効だと思います。
以上、『ダブルバインド』でした。
少しでも参考になりましたら、スキ、フォロー頂けたら幸いです。
ありがとうございました。
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