未来につながる健康法「メタ認知」
今日は未来につながる健康法として育てておくといい「メタ認知」の話です。
私のサロンではトリートメントの前にカウンセリングをしてから、その日の施術の組み立てをしていきます。
「主訴(その日1番解消したいと思っていること)」と「気分」をお伺いし、施術の時間配分、リズム、手技などを決めていきます。
そしてリピーター様への施術は
そこにプラスして「未来」を見据えた「体質改善」も組み込んでいきます。
その日のトリートメントを最大限に有効に受けていただくために、セラピストとしてやっておいてもらえるといいなと思うことは「自分の観察をして情報収集する」ということです。
既存のお客様を責めているわけではないので勘違いしないで欲しいのですが、「自分の情報がない」方が少なからずおられます。
というか、むしろ結構多いのです。
「いま、どこが、どのように、疲れているか?」が分からないということです。
このような方はトリートメント後も「漠然とラクになった」で終わってしまうことがあります。
それはリラクゼーションとしてサロンを活用していただく分にはもちろん何の問題もありません。
ただ、一歩先である「未来につながる健康法」を目指すのであれば、分かっていた方がいい。
ビフォーアフターがある程度自力で分かるようにならないと「改善」や「変化への気づきと喜び」につながらないからです。
人間の本質上、変化を感じなければ継続できません。
そして継続しないとカラダ作りはできません。
ではなぜ「自分の情報がないのか?」
それは鈍感だ、とか、知識がないから、ではなく「注意が自分に向いていない」というだけです。
そして人間そんなものです。
実際にサロンで施術を受けて「自分が疲れていることに気づいた」という方は多いです。
人間は「外から情報」を取り入れるのは簡単ですが「自力で気づく」ことは注意を向けないとできないのです。
それが難しいかといえばそうではありません。観察することは誰でもできます。
練習して慣れていけば観察することは誰でもできます。
「客観的に」自分のカラダを観察してみてください。
「メタ的に」自分を見る。
鏡で体型や肌の色やツヤを見てみる、触れてみる、食前食後はどうか?、睡眠や起床時はどうか?、日中の姿勢はどうなっているか?
ご自身がやりやすいところからでいいです。
この「客観力」は全てのことにおいて基本となり応用できると言えます。
そしてこれからの未来にその客観力が大切になるのは間違いないでしょう。
やっていて損はないのです。
むしろいい練習で、脳の超有効なトレーニングになります。
育てていくと「超・客観力」は「メタ認知」のひとつとして働いてくれます。
Maki