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🇲🇳モンゴル旅行記 Day1【1/4】

モンゴル旅行記 旅程
2024/8/10〜8/13(3泊4日)
Day 1 ウランバートル到着
Day 2 ウランバートル観光/ゲルへの移動 
Day 3 ゲル生活/テレルジ観光
Day 4 日本帰国/まとめ

モンゴル旅行決断の背景

2019年の台湾以来の一人での海外旅行となる。
久しぶりの海外旅行先として、モンゴルを候補とした理由は、移動含め4日間で満足に観光でき、これまで訪れた中華圏(中国・台湾)や東南アジア(タイ)と全く異なる文化を有する国であったからだ。
しかしモンゴルについて調べるうちに、カラフルなチベット仏教寺院と無機質な旧ソ連時代の建物が共存するウランバートルを散策することや、かつてユーラシア大陸に大帝国を築いたチンギスハーンの末裔たる遊牧民達と過ごし、大草原を馬で駆けることに日に日に惹かれていき、お盆休み中の3泊4日モンゴル旅行を決断した。

Day1ウランバートル到着

2024/8/10 () 14:40 成田空港発
3泊4日という短い旅程のため、直行便であるMIAT航空を利用した。(往復13万、ハイシーズンでお盆だったため、やや高額)
機内は意外にも日本人観光客は少なく、モンゴル人や欧米の観光客が多いように感じた。モンゴルははるか遠い異国に思えるが、僅か4時間のフライトで行ける距離なので、もっと日本人観光客が増えても良さそうなのにと思う。
機内ではダウンロードしたVIVANTをひたすら観て、これからの旅へのモチベーションを上げた。

旅券
デザインが可愛い
機内食 
日本→モンゴルの機内食は美味しかった

2024/8/10 () 18:45 チンギスハーン国際空港着
チンギスハーン国際空港には18:45に到着した。
同国最大の空港であるが、草原の真ん中にポツンとあり、解放感溢れるものだった。
何よりも驚かされたのが外の明るさである。19時にも関わらず、昼と同じくらい明るい。高緯度な国の夏の明るさを初めて体験し、テンションが上がった。
クレジットカードの海外キャッシングを解放し忘れていたため、ATMでのキャッシングができず、急遽念の為に持っていた日本円¥30,000ほどを空後の両替店(有人)でトゥグルクに両替する。
モンゴルは電子決済が浸透しているが、一部の施設やタクシーなどでは現金払いとなるため、多めに両替した。(現金は1万あれば十分だと思われる)
空港からの移動手段はタクシー($30)と乗り合いバス(9$)があったが、タクシーは捕まらない可能性や宿の場所が伝わらない可能性があり、また乗り合いバスは人数が揃わなければ出発しないことから、宿に手配を依頼したタクシー($30)に乗り、ウランバートル市街へと向かった。
ウランバートルにはこの日と次の日の夕方までしか滞在せず、現地のレストランで夕食を取るには22時までにウランバートルに到着している必要があったからだ。
大草原を飛ばし、近郊に入ると次々と高層ビルがハイウェイ沿いに建築されており、経済成長中であることを実感した。

チンギスハーン国際空港
大草原の中にあり、モンゴルの広大さを感じさせられる

旧ソ連時代の集合団地に宿泊

2024/8/10 ()  20:30 宿泊先到着
モンゴルは渋滞で有名だが、土日は平日ほど交通量が多くなく、1時間ほどでウランバートルに到着した。
宿泊先はKhongor Guest houseというバックパッカー宿で、1泊¥1,800(個室、シャワー・トイレ別)と格安であること、都心部にありアクセスが良いことからここにした。
一人旅の際、私の宿泊先の選定基準は以下の順であり、ラグジュアリーなサービスや美しい外観・内装は求めていない。
①清潔・安全
②観光地へのアクセスの良さ
③価格
この宿は清潔でホスピタリティ溢れ、また旧ソ連時代の建物に泊まるという面白い経験ができたこともあり、十分満足した。

宿の外観
似た建物が幾つも並ぶ
宿の入口(屋外)
裏は公園で夜は若者が屯していた
宿の入口(屋内)
殺風景なところに惹かれる
宿泊した部屋

モンゴル火鍋店

2024/8/10 () 21:0022:30 火鍋店で夕食
宿に荷物を置き、早速夕食に火鍋を食べに行くこととした。
モンゴルでは火鍋が人気で複数の火鍋チェーンが存在しているが、空港から宿まで送迎してくれたドライバーから「The Bull Hot Pot Restaurant以外は偽物で味も劣る」と聞いたため、近場のThe Bullへと歩いて向かった。

飛行機の遅延や交通渋滞により、レストランの営業時間に間に合わなかった場合に備え、予めウランバートルの深夜営業レストランをリストアップしていた。(2024年8月時点の情報)

①The Bull Hot Pot Restaurant(0時閉店)
 複数店舗展開する火鍋チェーン。本noteにて紹介。
②Little Sheep Hot Pot Restaurant(22:00閉店)
 複数店舗展開する火鍋チェーン。
③Modern Nomads(23:00閉店)
 観光客に人気のレストラン、Day2のnoteにて紹介。
④Great Mongol (不明)
 外国人観光客に人気のレストラン&パブ
⑤KhaanBuuz(24時間営業)
 旧ソ連感溢れる定食プレートを提供するファーストフード店
⑥Shulundu(24時間営業)
 韓国風の麺類を提供するファーストフード店

街灯はあるものの、道中は暗く、歩道もところどころ未舗装なため、なかなか移動に苦労した。
なお、道には若者が多数歩いており、表通りを歩く限りは治安の悪さを全く感じることはなかった。
The Bullでは30分ほど待った後に席に案内され、メニュー(https://qrmenu.mn/menu/MzUw)から薬膳スープと、馬肉、ラムテールとラムレグのセット、小野菜ボール、三色ヌードルを注文した。
・ZIBU SOUP WITH MEDICINAL HERBS(9,300T)
・HORSE BELLY(6,800T)
・LAMB TAIL AND LAMB LEG(13,800T)
・VEGETABLE COMBO SMALL(980T)
・ASSORTED NOODLES(4,800T)
これだけ注文しても35,680T(約¥2,500)とかなり安い。
馬肉とラムレグは新鮮で全く臭みが無く、あっという間に平らげてしまうほど美味しかった。また、三色ヌードルはモチモチとした食感で非常に美味しく、良い意味で裏切られた。
(なお、野菜は苦味が強いものがあり残してしまった。ラムテールは鍋に入れるとすぐに溶けて消えてしまうようなトロトロした食材であまり味が分からなかった)

レストランの入口
左から馬肉、ラム肉(手前の赤身がラムレグで奥の白身がラムテール)、野菜、ヌードル
サッと数秒茹でるだけで食べられる

ウランバートル深夜徘徊

2024/8/10 () 22:3023:30 市内散策
食後は1時間ほど夜のウランバートルを散策することとした。日が落ちると急速に冷え込み、もっと厚着にすれば良かったと後悔しながら、足早にスフバートル広場へ向かう。
旧ソ連時代から残る荘厳なデパートや議会議事堂などがネオンや光に照らされており、非常に美しかった。

Ulaanbaatar Department Store
翌日少しだけ覗いたが観光客向けの店は無さそうだった
State Department Store
(ノミンデパート)
Blue Sky Tower
恐らくウランバートルで最も高層で高級なビル
Blue Sky Tower最上階のラウンジ
窓ガラスが汚れており、眺望はイマイチ…
国立ドラマ・バレエアカデミックシアター
VIVANTでは、このシアター前でドラムが乃木に盗聴器を仕掛けていた
スフバートル広場(建物は議会議事堂)
深夜だが、広場前では子ども達がカートなどに乗って遊んでいた

夜の散策から宿に帰ると、廊下も真っ暗で皆寝静まっている。小型ライトを持ってシャワー室に向かうが、シャワーから一向にお湯が出ない。
夏場であったが、モンゴルの夜は日本の11月下旬に相当する肌寒さである。そのような中、冷水を浴びるのはキツかったが、明日から帰国まではシャワーの機会がないため、ひたすら耐えた。
暖房の付け方は分からなかったが、幸い室内は寒くなく、布団に潜り込むことでぐっすりと眠ることが出来た。


Day2に続く。

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