見出し画像

Xデザイン学校2021年の陣、始まる・・・!〜パーソナルコース編〜

ご無沙汰しております。Xデザイン学校4年目の池田です。

Xデザイン学校に関するこれまでの文章はこちらから読めます。
人間観察からユーザー体験を考察する『UX学論』

Xデザイン学校とは、「大人が学べるデザインの学校」で企業変革や新規事業創出のための、ビジョンデザイン、組織デザイン、サービスデザイン、UXデザインなどを学ぶことができる学校です。

Xデザイン学校について詳しくは公式Webサイトをご覧ください。
Xデザイン学校|Xデザイン研究所

こちらの学校は一年間の学校なので、一年学んだらで卒業証書的なものをもらうのですが、まぁ、一回学んでみたらわかるのですが、一年いくと「足りない・・・もっと学びたい・・・!」と思って何周もしてしまいますw

正直、一年目は「完全に理解した✨」どころか、自分のこれまでの考えをバッキバキにぶち壊されて終わります。

「あぁ・・・サービスを開発するのって、新規事業を立ち上げて成功させるのって、とっても難しいんだな。。。」って打ちひしがれますw

けど、そうして腐って終わるのではなく「なぜ成功しないか」は一年目でもなんとなく理解できるので、それがわかるだけでもかなり大きいです。仕事をする時の考え方とか姿勢とか、とっても影響を受けました。

いやほんと、ぐうの音も出ないくらい「そんなサービスはダメ!」って言われるのですが、理由がしっかりあるし、ダメな理由もわかるので、うちひしがれるけど、しっかりと受け止めようと思えます。

だって、そこで「なぜだめか」を知らないでこのままいろんな事業をしてみたって、成功角度はえげつないほど低いままですもんね。「これじゃダメだ」の感覚があった方がいいです。

この感覚があっても成功するサービスや新規事業なんて、なっかなかできないんだから、この感覚を知らなかったら正直ほぼ無理ってこともわかります。

それだけでも、学ぶ意味が相当あります。

あと、毎回授業の始まりの時に聞ける先生方の講義。これを聞くだけでもかなり価値があります。新聞を読んでたって、ネットニュースを見ていたって、得られない情報がたくさんあるので、この講義だけでも有料でいいから流して欲しいw

本題、今年度の1日目どうだった?取り組むテーマは何?

さて、本題ですが、そんなXデザイン学校2021年の陣が始まったわけですが、今年私が参加したのは「パーソナルコース」。

2017年 ベーシックコース
2018年 ベーシックコース
2019年 マスターコース
2021年 パーソナルコース ←今年ココ

パーソナルコースは、ベーシックやマスターより、さらに実務に近い感じかと思います。他のコースはテーマが用意されていますが、このコースは自分でテーマを決めて取り組みます。

私の今年のテーマは
高齢者が安心して楽しく暮らせる社会はどういうものか

本当は、もっと本題的なものがありまして、上記は副題的なものなのですが、本題の方は本業のクライアント案件に関する内容でもあるので大っぴらには言えないのと、こっちはXデザイン学校で毎年口すっぱく言われている「モノありきでサービスを考えない」という教えに反して「モノありき」な内容になっているので、それはもう真っ向から「こんなの全然ダメ!」と言われたのでそっとしまいました。

言われるだろうなーと思ってましたが、やはり言われましたし、言われるだろうなと思っていてもこういうテーマを出してしまう。4年目になってもだ!

これは、失敗というか、正直言われないと方向性変えられない経験値だけ無駄に高い大人にありがちなことで、サービス開発や新規事業で失敗する原因第一位に上がるのではないかと思われるくらい、あかんやつなんです。

いやー久しぶりに聞かせていただいた浅野先生の「こんなの全然ダメだよ

目が覚めました。
怒られながら「これこれ〜」って思っている自分がいましたw

これがくせになrごほごほ、本当に、自分のこれまでの経験とかはぶっ壊されますし、思考をまっさらに整地できたらいい方で、きれいに整地できるまでに相当時間かかります。けど、おかげである程度ですが、新規事業やサービスの相談を受けた時、感覚で「これはダメだな」ってのがわかるようになってきました。

かと言って、良案が浮かぶわけではありません。そんな簡単に浮かんだらみんなもっと成功してます。それくらい、社会に役立つ新規サービスや新規事業って難しい。けど、学んでいると確実にそれに近づける感覚があります。

UXデザインって大手企業のものだと思ってた

Xデザイン学校に通い始めた時、参加者の方の大手企業の社員が多いことがとっても印象的でした。大手企業の方って、そうそう関わることがないし、それだけでかなり新鮮。言うことも、取り組む姿勢も違うなーって思ってみてました。同時に、中小企業でちょっと恥ずかしいなとも思いつつ・・・w

また、毎年のテーマの対象企業が大手が多いことも、中小企業の私は「もしや場違いでは?」と思うことが結構ありました。

「こんなお金のかかりそうなこと、大手しか無理よな。。。」と思うことも多かったですし、「中小ってやれることめっちゃ少ないのでは・・・」と悲しくなることもありました。大手は、課題を解決しているのではなく、社会を作っているんだな、と思いました。

しかし、一緒にチームでやっていくうちに、大手企業がどれくらい私たちの生活を支えることをしてくれているかがわかったり、そんな中で中小だからできることが見えてきたりもしてきて、思い切って飛び込んでみてよかったと思っています。

さいごに

昨年は、ちょっと子育てに追われたので一年おやすみしましたが、その間、弊社スタッフが初めて参加。

感想は、やはり打ちのめされたようですが、私と同様、なんとなくの感覚は感じ取ってもらえたようです。一年目なのでそれくらいでも充分!

とにかく、この学校では「バイアス(思い込み)」をぶち壊すには最適なところです。今がうまくいっているなら参加する必要はありませんが、うまくいっていないなら、学ぶ価値ありです。

ひとつだけ、今年はチームメンバーがおらず、一人で取り組むので、それがとても寂しいw これまではチームプレイだったので、チームってありがたい存在だったんだなと改めて思いますw

今年はひとりだけど、がんばるぞ〜!

いいなと思ったら応援しよう!

池田真知子|京都のデザイン会社 nola Inc.
日々ラーメンを食べることができたらそれだけで幸せです。