Xデザイン学校マスターコース #2
まだ2回目なの?
なんか、もう半年くらいこれやってるのではと思うくらい、私の今の人生の中を占有している。
それくらい、濃密な時間。それが「Xデザイン学校」
なんでそう感じるかというと、おそらく圧倒的に頭を使うからでしょう。
とにかく考える考える考える。
日常の中で、こんなに頭を使うことはないでしょうね。
一体何を考えているかというと、たぶん、今社会で起こっている問題と思われる事象と、今回のテーマである某社の課題、それらが合致する接点。
これらに思考を巡らせる。
そんな作業を永遠やってました。
そんな第2回目の振り返りです。。。
今回は「事業コンセプトの立案」
ということで、前回は今回のテーマである某社の課題を抽出するべく、某社の担当の方からビジネステーマや課題を聞く、ビジネスインタビューを行いました。
それを元に、今回私たちが挑む事業の事業コンセプトまで作りましょうね、という日だったのですが。
先に言うと、そこまで行き着きませんでした。
そこまで行き着かなかった理由ははっきりしています。前回も同じことでなかなかまとまらなかったこと。
検討方法は悪くなかったと思います。
私たちは、某社が抱えているとしていた課題と、身近に起こっている社会問題、それらを解決できそうな某社が持つアセットをかき集め、その中から事業コンセプトを見つけようとしました。
この方法は悪くないと思うのですが、圧倒的に抜けているものがありました。
議論をする際に重要なこと、私たちが現段階で前に進めない理由
それは、チームをまとめるチームリーダーの存在。
先の方法で、いろんなアイデアは出てきます。チームメンバーそれぞれ、それこそ三者三様でどれも「悪くないな」と思うアイデアは出てきます。
けど、じゃあその中でどれにする?って決めるのはどうする?
そうなんです。決定者、つまりリーダーがいないと、これが決められないんです。浅野先生にも言われました。
「議論には、最終決定するリーダーが必要」
今、私たちにはこれがない。これがないから決まらないし前に進まない。
多数決取る?それもなんか違う。
だれかが自分の案ではない案で、その後を進めなくてはいけなくなる。
多数決とかではなく、みんなが「それいいね!」って思えるもので進めたい。けど、どれも別にそんな悪いわけじゃない。
リーダーが不在ならば、もう一つ、どれにするかを決める方法がある。
期限を決めて無理やりにでも次に行く
今回時間内に決めておかなければいけなかったことは「事業コンセプト」でした。スケジュールは各チーム内である程度自由とは言え、せっかく用意してもらった期限。
これが最後の砦とばかりに、この時間内に事業コンセプトを決めてしまいたかった…!
が、1日って早いですねー。
あっという間に時間切れ。事業コンセプト決めきれず(白目
こうなるとほんとに泥沼。
もう決定する要素がない。
しょうがないので改めてスケジュールを決め、泣きの一回、今度こそ期限までに事業コンセプト決めて次に行くぞ(TωT)
もうひとつ、忘れてはいけない決め手
あともうひとつ、忘れてはいけない決め手がありますね。
優れたサービスは必ずリアルな事象の元にあり。
自分の思い込み、経験則からサービスを考えるのはご法度。
必ず、これまでのビジネスインタビュー、実際にある社会問題、某社が持つアセットから事業コンセプトを作りましょ。
〇〇に向けた△△。
その〇〇はどこにいるの?
ほんとにいるの?
データはあるの?
ないのに作ってはいけません(汗
たとえ、前回のビジネスインタビューで聞ききれなくて情報が足りないとしても、それはそれ。だからといって憶測で作ってはいけませんよ!
まとめ
まとめますと、事業コンセプトを決めるために必要なこと。
1. リーダーを決める(最終決定者)
2. 期日を決める(厳守)
3. リアルなデータの中から考える(憶測はダメ)
これらを粛々に守る。
以上。
最初のプレゼンまで時間ないですが、がんばりしょー!
余談
前回は、リーダー(提案者)を先に決めて、みんなはその中で「この人の提案おもしろいな、ついてこ」みたいな感じでチームができたんですね。
今回はリーダーを決めずに先にチームができました。
これっておもしろくて。
前者は例えるなら選挙して、この人が目指す未来がいい!といって投票するような感じですよね。後者は会社員のような感じ。
うまく伝わっているだろうか。
いろんなパターン、立場、関わりを経験できてとても勉強になります。