🗂️ Design Materials：話題のユーザー調査プラットフォーム－Optimal Workshop。重要なことを理解し、洞察を行動に変えよう！

私の会社では、プロダクトデザイナーが専用に使用しているslackチャンネルがあり、日々気になったツールやデザイン関係のニュースを日常的に共有しています。

今回は、UXデザイナーが社内で話題していたユーザー調査プラットフォーム、Optimal Workshopをご紹介いたします。

Optimal Workshop

User Experience (UX) Research Platform | Optimal Workshop

Optimal Workshopは、調査研究と分析を行うためのユーザー調査ツールとして、私たちの組織で使用されています。

これは、CXおよびプロダクトデザインチームによって使用されます。このツールは調査チームがユーザーインタビュー、ユーザビリティテスト、ツリーテスト、カードの並べ替え、調査などの強力で効果的な調査研究を実施するのに役立ちます。

ユーザーを理解するための調査ツール

ユーザー調査では、感想や不満など表面的な意見だけではなく、ユーザー自身が気づいていない深層意識の調査も可能です。そのため、ユーザーの心理を深く理解することができます。

ツール１：カードソーティング ｜ OptimalSort

人々が情報を分類する方法を発見しよう

ユーザーがコンテンツをどのように整理し、分類する必要があると人々が考えているかを調べることができます。

カードの並べ替えにより、人々がアイデアを概念化し、グループ化し、ラベルを付ける方法についての洞察が得られ、情報に基づいた自信を持って情報アーキテクチャを決定できます。

画像：optimalworkshop.com

仮定ではなく、データに基づいて構築しよう
推量に基づいてウェブサイトの構造を構築するのは、あまり良い解決策ではありません。

OptimalSortは、ユーザーがコンテンツの整理をどのように期待しているかを発見するのに役立ち、ユーザーと話すだけでは必ずしも簡単に発見できるとは限らない詳細な洞察を提供します。

この作業をユーザーにおこなってもらうことで、彼らがコンテンツをどのように整理し、分類する必要があると人々が考えているかを調べることができます。平均ポジショニングも表示されるので便利です。

画像：optimalworkshop.com

必要な洞察をすばやく簡単に収集する
OptimalSortは、モデレートされたカードとモデレートされていないカードの並べ替えをオンラインで実行する柔軟性を提供します。これで、必要なデータを必要なときに必要な方法で収集できます。

画像：optimalworkshop.com

私たちも情報をカテゴライズしなければいけない時にこのツールをしようします。これはとても使いやすく、ゲーム感覚でできます。

ツール２：ツリーテスト ｜ TreeJack

有意義な情報アーキテクチャを構築する

人々がウェブサイトをブラウジングする際に、迷子になってしまうケースがあります。そのスポットと、理由を理解し、修正します。  

ツリーテストは、Webサイト上のトピックのファインダビリティを評価するのに役立ちます。Treejackは、新しく始めた場合でも、既存のWebサイトを改善したい場合でも、直感的な情報アーキテクチャを構築するために必要な洞察を得るのに最適なツールです。

画像：optimalworkshop.com

ユーザーどのようにブラウジングするのか調査する
デザイン上の決定から当て推量を取り除きます。Treejackは、人々が現在どこで迷子になっているのか、そして彼らがあなたのWebサイトで重要な情報をどのように探すのかを理解するのに役立ちます。あなたのウェブサイトがナビゲートしやすいほど、人々が戻ってくる可能性が高くなります。

この画像を見ると、ユーザーがBananaComのホームページからどのように、カバレージ・マップを発見したかステップが表示されます。

またTreejackには、モデレートされていないツリーテストを実行するオプションがあり、時間、リソース、およびお金を節約できます。コードを出荷する前に、テストをすぐに作成して起動し、デザインを検証して反復します。

下記の画像からは、成功の確率、失敗の確率が表示されています。

画像：optimalworkshop.com

ツール3：ファーストクリックテスト｜ Chalkmark

最初のクリックが正しいクリックであることを確認しましょう。

画像：optimalworkshop.com

ユーザーがあなたのウェブサイトに着陸したときにどこをクリックするか知っていますか？ファーストクリックテストは、ユーザーが最初にクリックしてタスクを完了するインターフェイスの場所を理解するのに役立ち、ユーザーがすぐに理解できるインターフェイスを作成するために必要な洞察を提供します。

第一印象が重要
最初のクリック後に正しい道を進んでいることに気付いたユーザーの87％が、タスクを正常に完了することをご存知ですか？Chalkmarkは、人々が探しているものを見つけることをどのように期待しているかを知るのに役立ちます。そのため、確実に目標を達成することができます。

画像：optimalworkshop.com

私たちは皆、直感的で効率的なウェブサイトを望んでいます—Chalkmarkはあなたがそこにたどり着く援助をしてくれます。さまざまなファーストクリックアクティビティを実行して、顧客のコンバージョンを増やし、タスク指向の成功率を高め、訪問者がファーストクリックで必要なものを見つけられるようにするために必要な洞察を得ることができます。

Chalkmarkクリックマップの結果画像　画像：optimalworkshop.com

最も簡単なユーザビリティ分析
ウェブサイトのユーザビリティテストと分析は難しい必要はありません。 ヒートマップやクリック密度グリッドなどのChalkmarkのクリックマップは、必要な客観的なデータを数秒で提供し、主要なテーマを特定し、最初のクリックの結果を関係者と共有するのに役立ちます。

ウェブサイトのChalkmarkクリックマップ　画像：optimalworkshop.com

ツール４：オンライン調査｜ Online surveys

あなたの顧客を理解するために、質問に答えていただいたり、研究にふさわしいユーザーを見つけたりする際に使えるツールです。

調査ツールであるQuestionsを使用して、必要な回答を入手してください。 これは、他のすべてのOptimalWorkshop研究に最適なコンパニオンです。 また、Optimal Workshopプラットフォームの一部であるため、収集した調査データは、収集した他のすべての洞察と一緒に保存されます。

即答えを得よう！
質問は、必要な答えを見つけるのに役立つ80以上の異なる言語でさまざまな質問タイプを提供します。すぐに調査を作成し、ワイヤーフレームまたは画像をアップロードして、調査に洞察の別のレイヤーを追加しましょう。

評価を選択する参加者への質問の例　画像：optimalworkshop.com
リッカート尺度（リッカートしゃくど、英: Likert scale）は、アンケートなどで使われる心理検査的回答尺度の一種であり、各種調査で広く使われています。

適切なユーザーを採用すしよう
適切なターゲットで絵はない参加者からの調査結果をふるいにかけるのに何時間も費やさないでください。

ロジック機能が追加された質問画像　画像：optimalworkshop.com

Questionsを使用すると、重要なスクリーニングの質問をして、研究に適したユーザーを見つけることができます。調査にロジックを追加して、ユーザーが個人に関連する質問に確実に回答できるようにしましょう。

自信を持って情報に基づいた意思決定を行うために必要な答えを入手してください。Questionsは、あなたとあなたのチームにリアルタイムで結果を提供します。

ツール５：定性的な研究｜ Reframer

すべてのリサーチノート、ユーザビリティテスト、および観察結果をReframerで共同でキャプチャして、信頼できる唯一の情報源を作成します。 次に、使いやすい分析ツールを使用して、調査結果をすばやく理解します。

ユーザーインタビューからユーザビリティテストまで、定性的調査は厄介になる可能性があります。 Reframerは、チームの新しい定性的調査のサイドキックです。すべてのメモと観察結果を1か所に収集し、使いやすい分析ツールを使用して調査結果をすばやく理解するのに役立ちます。

画像：optimalworkshop.com

観察結果を明確に、そして高速にキャプチャする
ノートテイカーは、ユーザビリティテストやインタビュー中に定性的な調査結果をReframerに直接取り込むのは簡単です（ポストイットやノートブックは必要ありません）。気を散らすことのない環境では、重要なこと、つまりユーザー、またはテスターに集中できます。

ユーザビリティテストのReframer結果　画像：optimalworkshop.com

調査にチームを参加させることで、利害関係者や組織全体の顧客の理解を深めます。調査セッションの最後に、あなたとあなたのチームは、分析に移る前に、収集した情報を簡単に要約できます。

Reframer研究の例に関するすべての協力者　画像：optimalworkshop.com

また事前にタグを使用してコーディングシステムを簡単に構築したり、ハッシュタグ（＃）を作成したりできます。観察結果のパターンを見つけ、テーマを作成し、調査結果をチームにすばやく報告することができます。

まとめ

ユーザー調査の効果を拡大させるためには、リサーチ運用を体系化していかなければいけません。そのためにプロセス、ツール、役割を整える必要があるので、これは一つの分野として確立する流れが強まっています。

UXとユーザー調査チームが成長するにつれて、それらを維持するために必要な人、タスク、コスト、コミュニケーション、プロセス、およびツールも成長します。Optimal Workshopはこれらの時間のかかるコンポーネントを吸収するため、UXチームはデザインに集中できます。

無料版もありますので、ユーザーの視点を把握したり、声を聞いたりなど、ユーザーを理解するための手段として「ユーザー調査」を行う際に使って見てください。

User Experience (UX) Research Platform | Optimal Workshop

私も、色々勉強中なので、皆さまの、ご意見・ご感想をお聞かせください。お読み頂きまして、ありがとうございました。

メルボルンを拠点にプロダクトデザイナーとして働いています。 主にデジタル・プロダクトの制作に携わっています。