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家族向けギフトで「お客さま史上最高の感動体験」をデザインする。メンバーインタビューvol.1

家族の記念日ギフトを展開しているNOKOSを代表するサービス「べびしゃ」では親から子への愛や思い出を残すために、デザイナーが写真の上にイラストと文字で手描きする作品づくりを展開しています。
今回は「べびしゃ」初期の立ち上げから携わってきたデザイナーすずかと代表樽本の対談インタビュー記事です。

デザイナーすずか

べびしゃのサービス詳細を知りたい方はこちら↓

二人の出会いと専属デザイナーとしてのジョイン

ー樽本:とあるインタビューをZOOMで受けていた私。私が話した内容をイラストで記録する役割として同席していたのがすずかだったよね。
後日出来上がった作品を一目見て、「この人なら私のアイデアを形にしてくれるかもしれない」と思ったのを今でも覚えてる。

ーすずか:私も話を聞きながら「同い年なのになんてすごい人なんだ」って感動したのを覚えてる。だから、まさかそんな人から電話がかかってくるとは思ってもなかった。笑

ー樽本:顔も、名前も、声も、連絡先も、何もかも知らない。ただ、そのデザイン力に惚れて連絡先を聞き出して電話したんだよね。

一言目に「私と友達になってください」
二言目に「私とサービスを作ってください」と。
今思えば初対面なのに、すさまじい勢いだったよね…笑

ーすずか:でもサービスのアイデアを聞いてみると、自分の得意なお子様向け、女性向けの領域だったからデザイナーとしてのバリューが出せそう、と思った。何よりもなんかワクワクしたし、とにかく「やってみよう!」と始まったよね。

べびしゃ一枚目の作品

ーすずか:この時はまだ、「どうやったら可愛くできるか、いかに空間を埋められるか」を考えて制作していた。
当時は難しいシチュエーションをオーダーされると、たとえば、哺乳瓶を持って笑っている様子だったら「哺乳瓶」のイラストを描く、といったように、わかりやすい”名詞”を抽出して描くようにしていた。
でもいろいろな作品を作っていくうちに、動作自体を描くとさらに喜んでもらえることがわかって。そこから「自分では表現できない、私にしかできないデザイン」を意識するようになりました。

転換期の作品:名前の由来をイメージして制作

ー樽本:この作品は今でも「この雰囲気で作ってください!」とよく言われるよ。サービスを立ち上げてから、とにかくたくさんの作品を描き続けてきてくれてるけど、ぶっちゃけ飽きた!とか辞めたい!って思ったことはある?

ーすずか:一回もない。考えたこともなかった。笑
お客様の反応が直接見える分、「この言葉がどういう形になって返ってくるんだろう」って楽しみに待ってくれている期待に応えたい思いしかなくて。その人にしかないエピソードを汲み取って、「自分のために書いてくれたんだ」と思える作品にするために、毎回試行錯誤を重ねて「前の作品を超えたい」って常に夢中。過去の自分の作品がライバルだと思って制作しているんだよね。

ー樽本:それぞれの家族のストーリーがあって、作品に込めたい思いも違うからそれを形にして、喜んでもらえた時のあの感覚は何度体験しても最高だよね。

ーすずか:どの作品も語れば時間が足りないほど、私自身も思いをかけていて、例えば「ママ、天使産んじゃったー!」の作品では、ママパパさんの喜びを想像したり、「お空から降りてきた天使」をイメージして、背景のデザインこだわったりしました。

「お空から降りてきた天使」をイメージしたデザイン

ー樽本:あの作品を機に「べびしゃ」を知ってくれた方もすごく多いもんね。私も毎回作品を見るたびに感動しているし、お客様に対して強く自信を持って納品することができているよ。
実際、完成するまではどういう手順を踏んで制作を進めてる?

ーすずか:まずお客様のフォーム回答内容をくまなく読んで、お客様のお好みや嗜好をイメージします。インスタのリンクを頂いていたら、覗きに行って「ナチュラルテイストがお好きな方なのかな」などとイメージを膨らませています。

次に作品に使用したい写真を確認して、その子が向いている向きや写真の余白や重心に合わせて全体の構成を練っている。タイトルはどこに配置するか、どのエピソードをどこにどれくらいの大きさで描くか、いわゆるラフの制作。

そのあとは本描きに進みます。私の場合は回ごとに達成するミッションを決めていて、それに基づいて背景を描き込んでいくんだよね。例えば、「この作品が好き!」と指定してくださったお客様がいれば、「じゃあ今回はこの作品の”可愛い”をどれだけアップデートできるかをミッションにしよう!」と言った具合に。

実際の制作の様子

さらには、文字の太さや使う筆の種類、色味など全てのバランスが揃っているかなど意識するポイントは数え切れないくらいある!
例えば文字の太さが細いと繊細に、太いと丸っこくて可愛く、などでまるっきり印象が変わってきたり。一見シンプルに見えるけどどれだけその瞬間のシチュエーションを再現できてるか、そこに心を込められるかを大事にしているかな。なので大体、それぞれ背景45分→エピソード1.5時間→微調整20分くらい時間をかけて制作しているかな。

ー樽本:知ってはいたけど、細部までのこだわりが凄まじすぎる。でもその作品ってお客様にとっては、子供が大きくなるまで一生残るものだからこそ、中途半端なものは絶対に作れないなと私も思う。
すずかのその原動力はどこからきているの?

ーすずか:サービスに対しての共感と、過去のお客様が実際に喜んでくれていることかな。忘れちゃう思い出をちゃんと残せることは本当に価値だと思うんだよね。細かい感情とかこの時何が嬉しかったか、みたいな感情を書き留めておくことで後からいくらでも思い出すことができるところが素晴らしいと思っている。

作品はいつでも見返せるように印刷

ー樽本:確かに、母子手帳とかお母さんから見せてもらったことないし、そもそも”見返すきっかけ”がないよね。
一方で「べびしゃ」は、思い出を作品にすることで、楽しんで見返すことができるし家族間で共有する必然性もある。さらに第三者が介入することで、本人も気づいていないエピソードや感情を引き出すことができるのが特徴だよね。

ーすずか:私も現状に満足せず、常に上を目指していきたいし、このサービスを本気で日本中に届けていきたいと思っている。
これから、いろいろな企業さまとの提携にも挑戦していきたいし、その時に備えて常に研鑽していきます!

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私たちは「家族愛×クリエイティブ」に特化したデザイナー集団NOKOSです。
家族の愛情が時を経ても色褪せず残せるように、クリエイティブで表現し形にします。
家族の大切な記念日には、必ず私たちの存在がある。そんなサービスを目指して日々活動をしています。

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メールアドレス:info@nokos.co.jp
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