【253日目】ロストケアを読んで

【253日目】
薬のおかげで足の痛みが少し減った。
痺れてる感覚はあるけど、今までマッサージしたりしてたのがなんの意味もないとわかるとそれはそれで納得とゆうか。

気が楽になった気はする。

兄に連絡しても返事がないから照子ちゃんに連絡すると

兄は連絡返ってこないってことはきついのかな。
お金とか大丈夫かな。

実際働いている人はどうするんだろう。
施設に預けるしかないのかな。
最近ロストケアとゆう本を読んだ。

全く介護してない身分で母の状況を見て思うのは、これは…実際に同じ立場になったことある人は共感しまくりとゆうか、正義と悪が難しい問題。

正直自分が検事だったら、言葉が出なくなる。
この人は正しいことをしたんじゃないかって思えてくる。

実際自分が認知症の立場になったら迷惑かけるくらいなら、訳わからなくなって大切な人を傷つけたり、母のようにベッドの上にいて全てを助けてもらわないといけない状態で子供達を縛り付けるのなら早く死にたいと思ってしまう。

どんなに辛い思い出が最後だとしても

こんな大変ならいっそ死んでしまった方がと望んでも

昔の大切な思い出が
もう介護できないのかぁって思う気持ちにさせる。

幸せな思い出なのに苦しい。
でもその思い出は宝物…。
なんで認知症なんてあるんだろう。
自分じゃなくなって、昔の姿を消し去るほどの最期なんてひどいよね。
幸せな思い出のままでいさせてくれよ。


いつしか私にとっていつか死ぬ時は
子供達にとっていい思い出のまま別れることが目標になった。
その為に今からできることをしっかりとやりたい。