ワイルドライド
読みました。緊急事態宣言とかもあり、ウーバーイーツを使うことが多くなってきたので、Uberに興味を持ったのがきっかけです。
そういえば、Uberってどんな会社だっけ?みたいな感じで。
知ってる人は知ってる人のようですが、Uberの名物な代表の方をテーマにした本です。
トラビス・カラニックって人で。
結構キャラが濃いかただったようです。
失言王みたいな感じでしょうか。
よくある炎上商法で失言してるんじゃなく、
かなりの天然で失言炎上するタイプですね。
きっとかつてのトランプ元アメリカ大統領みたいな感じでしょうか。
カラニックは、作者のインタビューとかでも、
「俺はそんなにクソ野郎なのかな?」
ってちょっと悩んでるっぽい所なんか、本で読んでる分には何か可愛くて面白かったです。
カラニックはUberに参加する前にもいくつか会社を起こしていて、
その根本の発想が似ている所も面白かったです。
前の会社も、Uberと同様(前の会社は音楽なんですが)
存在はするけれど、活用されていないモノと、それを望む人を引っ付ける。
やっぱりその人の発想って根本は似てくるもんなんでしょうかね。スティーブ・ジョブズも、色んな要素の組み合わせとデザインで新しい製品を作るという発想がマッキントッシュやiphoneとかにあるみたいな感じ。
Uberの最大の敵というか、不確定要素が自動運転技術っていうのも面白いですね。
タクシー→Uber→どこかの自動運転技術会社
になるのか、どこかの自動運転技術会社の位置をUberがゲットできるのか。
その辺が楽しみだなあと思います。
そのための懸命な活動も書かれていて、
やっぱりすごいな〜Uberって。って思いました。
あと、作者の方が実際にUberのドライバーを実際にやってみたってのも面白いです。上手くいえませんが、なんか「今だなあ〜」って思いました。
そこで作者が得た感情って、きっと、僕は知りませんが、日本でウーバーイーツの配達をやってる方の感想と結構かぶるんじゃ?とか思っています。
Uberがこれからどうなるか、っていうのはこの本を読んでも全く読めないですが、純粋に面白い読み物でした。
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