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名刺代わりの小説10選 その3

「坂の上の雲」 司馬遼太郎

これはあれですね。
高校時代から大学時代にかけてハマった作家です。
彼の作品はほぼ全部読んでいます。

きっかけは友人が面白いっていって進めてくれた
彼の「龍馬がゆく」と「燃えよ剣」です。
今、坂本龍馬って人気なのかどうかは知りませんが、
昔、昭和の時代の方々にはかなりの人気だったんです。
それは明らかにこの「龍馬がゆく」の影響であることは疑いようがないと思います。
あと、幕末や新撰組が人気なのも、明らかに司馬遼太郎の作品達が影響しているんじゃなかろうか?って思ってます。

今は幕末って人気なんでしょうかね?
あまり聞かないんですが・・・。
それもきっと司馬遼太郎が亡くなってからもう25年近く経つからではなかろーかって思ってます。

それくらい彼の話は面白いんですよ。
小説だけでなく、随筆なんかも書いてまして、
「この国のかたち」とか。
きっとそれは今なら賛否両論とゆーか、好みが分かれそうですね。

あと、歴史の聖地巡礼みたいなことをしてて、
そしてそれが「街道をゆく」シリーズなんです。
そちらも本当に1冊1冊面白いですよ。
もし、地元や近くがテーマになっていたら買って読んでいただきたいです。

あとは色んな方との対談とか。あ。宮崎駿さんとも対談してましたね。

ま、それでもやはり僕的には小説が面白いです。
もちろん、幕末だけでなく戦国時代の作品や忍者ものなどもあるんですが、やっぱり面白いのは幕末ですね。

ただ、その中でも「坂の上の雲」を選んだのは、
もし人に薦めるならどれを薦めるか?って考えたときに僕はこれを薦めるなあって思ったからです。
「坂の上の雲」は幕末ではなく、日清・日露戦争のあたりの時代の話です。
ただ、それでも僕が考える司馬遼太郎の良さが詰まってると思うからです。

小説は面白いですし、彼特有の「余談」がずっと続いていて、それが小説より気になったり興味を持ったりしてていいですし、彼が考えている日本人のいいところや悪いところが綺麗に現れていて感動します。

司馬遼太郎さんの作品を読んだことない方はぜひ読んでもらいたいです。

まあ、文庫で全8巻で長いんですが、面白いので。




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