ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代
アダム・グラントさんといえば、「ギバー」や「テイカー」でお馴染みですが、こちらの作品も素晴らしかったです。
まず、「オリジナル」とか、「オリジナリティ」って何か?
って話になっちゃうんですが、作者によると、
「ある特定の分野において、その分野の改善に役立つアイデアを導入し、発展させる事」を意味してるようです。
そして色々まとめると、そんなオリジナルな人は、
「自らのビジョンを率先して実現させていく人」
となっています。第1章はオリジナルな人になるためには?って感じです。
第2章以降は、どう、「自らのビジョンを率先して実現させていくか?」
って作品になっています。
第1章から感想を書いていこうと思います。
第1章
まずはシンプルにオリジナルな人。
「自らのビジョンを率先して実現させていく人」
そのような人になるにはどうすればいいか?
大切なのは心構えだと。好奇心を持って動こう。一言で書いてしまうとそんな感じです。
ただ、そういったことが具体的な例えや色んな実験結果を用いて書かれているんです。面白いですよ。
例えば、今となってはきっと有名なことなんだろうし、現時点ではもうこの発想が少し違ってくるのかもですが。
インターネットのブラウザ。何を使うか?
インターネットエクスプローラー、またはサファリ。
vs
ファイアフォックス、またはクローム。
どちらかのユーザーが、職に定着し、欠勤が少なく、業績が高かったんです。まあ、15%とか、20%とかのレベルですが。
さて、どちらでしょうか。
正解は「今あるもの」をそのまま使うのではなく、みずから行動を起こして、よりよい選択肢がないかを探し求めてる方です(笑)
ただ、これは今ならどうなんですかね?何かに例えることはできるでしょうかね?例えばTwitterでも色んなアプリが出ましたが、色々試した結果、結局元祖の方が一番使いごごち、良かったりしますしね。最初は確かに他のアプリが良かったりもしたんですが・・。
さて、次にオリジナルな人って結局どんな人か?ってのが書かれてまして。起業家や、歴史上の偉人が挙げられています。
色んな偉人も意外とみんな大抵は普通の感覚といいますか、大胆な人ではないというのが書かれています。
実はそこまでリスク取らないで慎重に慎重に行動していると。
しかも、表舞台に出て華やかな存在になった人も、意外と担がれてそうなった人も多いんだよって話も書かれてます。
ラリー・ペイジや、セルゲイ・ブリン。
ウォズニアック。
ブライアン・メイや、スティーブン・キング。
キング牧師やリンカーン、ワシントンまで。
どんな風に慎重に行動するかは省略しますが。興味深いです。
こういう、雑学系というか、トリビア系の話が好きな方はおすすめです。
まあ、いくら今では偉人ってなってますが、
実はわりと普通!!って感じですが、やっぱり違うところがあって。
でもそこまで難しいことじゃなくてですね。
それが「行動を起こす」っていうことのようです。
その行動の起こし方等が第2章以降って形になっています。
今回は第1章までです。
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