Nizi Projectのことは何も知らないけど、プロデューサーの名言に勇気をもらえるのは間違いないんだ
オーディションと言えば『ASAYAN』な世代ながら、ド真ん中で熱を上げ始める高校生活はヘビメタで頭を振り乱してしまい、モーニング娘。は4期生の加入以降 全くついていけなくなったわたくし納木まもるです。
掲題の通り、件のプロジェクトおよびグループのことは詳しく存じ上げないのですけど、プロデューサーのJ.Y.Parkさんの名言が随分と話題になっているようです。
お察しの通り、J.Y.Parkさんがどのような方か、もちろん存じ上げないワケですけれど、誰が言ったかは問題ではないのです。誰が言ったかを気にしていては学びなどないのです。
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とは言え、あまり知らない立場で取り上げてしまい、すみません。好きな方からしたら、気分を害する可能性もあります。その場合は、申し訳ないです。
前提として、
素敵な考え方だから共有したい、僕のように"知らない"人にも知ってほしい、という気持ちを前提に書いたものです。
ご理解いただいた上で、万が一の不快感を許容できる方のみ、読み進めていただけると嬉しいです。
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オーディションの様子はHuluやテレビで配信され、その中でJ.Y.Parkさんが参加者の方々にかけた言葉が10個ピックアップされた記事に大変胸を打たれまして。
自分自身にとっても、誰かと関わるうえでもーつまり人生に対して包括的にーどこかハッとさせられる言葉のオンパレードでした。
音楽やダンスなど"自己表現"に軸足を置いた言葉は創作への気付きになるし、一方でプロデューサーとして"良さを引き出す"立場としての言葉は一人の人としての価値を気付かせてくれるもの、とも言える内容です。
noteで何かしらを表現しているなら、もしくは、自分自身をどう表現したらいいかと追求している方なら、つまりほぼ万人にとって響くところのある言葉だと思います。
一部、引用でご紹介します。
3. 君はただ自分自身を見せてくれたらいい
自分自身の価値とは何か、自分らしさとは何か。多数の人間が行き当たる課題に、J.Y.Parkはこのように答える。彼は典型的な表現や既存のスタイルを真似した人間を評価しない。自分自身をナチュラルに表現することが芸術であり、自分自身のありのままの魅力を理解している人こそが“スター”だからだ。
これは身が引き締まるような、それでいて気が楽になるような言葉ですね。
"自分自身のありのまま"って簡単なようで難しく、つい大きく見せてしまったり、はたまた卑下してしまったり。"ナチュラルに表現する"と書いてありますが、等身大を表現できないことが最初はナチュラルなのだと思うんです。だからこそ、とりあえずはその不器用なままで構わないから、表現することを止めずに、だんだんと"ありのまま"に気付かされたり技術向上があったりして、"その人らしさ"が形成されていくんだろうな、と。
9. 歌やダンスをするときに必ず自分が最高だと思うべきです。そうじゃなかったら見る人が没頭できません
自信のなさが垣間見えるパフォーマンスに感動はない。大舞台に立つとき、今までの注意点や反省点は全て忘れて楽しまなければならない。そのためには、体に染み込むレベルまで練習や準備を行い、自信を持つ必要がある。
これも痛いところ突かれる感覚があります笑
その一方で大事なことを思い出させてくれる。
なにか表現しようとすると、他の人が目に入ったりして。特にnoteの世界は素晴らしい才能を持った人がたくさんいますし。自分ごときがこんなこと言っていいんだろうか、とか、うまくできない自分が情けなく感じたりとか。
でも、大事なのは「その時の持てる限り」を出しているかどうか、なのかな、なんて。実際、文章構成が つたなくても、結論がどっちつかずだったとしても、どういう具合か胸を打つ文章に出会ったりしますしね。
新しいことを始めようとする時なんかは特に不安な気持ちに襲われたりしますけど、胸を張ってできる限りやってみればいいんですよね、きっと。
などなど、素敵な言葉たちでした。あまり外から余分に語ると陳腐になっちゃうかもしれませんね。
ぜひ元の記事をご一読くださいませ!
ということで、
お付き合い いただきありがとうございました。
お相手は わたくし
納木 まもる でした。
次回も楽しんでもらえますように。
<編集後記>
僕にとってはメチャクチャ新しい情報だったんですけど、ずいぶんSNSでも話題になっていたようで、かなり今更感あるのだと思います笑
いやー芸能情報みたいなのって、僕が一番遠くに置いている畑、というか、もはや置き場所すらないレベルで。全くと言っていいほど疎くって、お恥ずかしいw
このNizi ProjectやNiziUの皆さんに熱狂しているのは、やはりZ世代なんでしょうか。各時代のポップ・カルチャーを彩るアイコンの裏には、いつの世も名プロデューサーあり。そして時代を反映した価値観が編み込まれた世界観が、ポップ・カルチャーを愛する世代に深く入り込み、時代を創っていく。
今思えばAKBグループは番付を作ることで、思いっきり競争の体を纏わせ、"推しメン"とファンの間に強い一体感と連帯感による絆を結び、それを通じた成長をコンテンツの一つにまで徹底的に昇華させた感じなんでしょうか。ある意味ではミレニアル世代にピッタリの手法だったのかもしれません。
今回のJ.Y.Parkさんの名言たちには、もっと個を尊重するような温度感が根を張っている印象でした。しがらみや圧力からの脱却というムーブメントが大きな意味を持ちつつあるZ世代には、これまたピッタリの価値観なのかもしれません。『Nizi Project』という名前にもそんな想いが込められているそうですね。
新しい形のエンターテインメントを模索するこれからの時代に、どんな潮流が作り出されていくのか、楽しみですね。ビジネスの側面でも、規模もスタイルも相当インパクトのある事例になりそうな。。。
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お分かりの通り、僕の関心はProjectそのものよりも、取り巻くカルチャー・ムーブメント・ビジネス的発展に対して向いています。が、それはProjectの魅力や価値を否定する意味ではない、ということもご了承ください。
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読んでいただいてありがとうございます。貴重な時間をいただいていることは自覚しつつ、窮屈にならない程度にやっていきます。