元気に偲ぶ日 GR3
今日は父の一周忌
早いもので一年が経った
先日親族、親戚が集まり霊園で法要を行ったあと、偲ぶ昼食会を開いた。
父は6人兄弟の3番目。
長男は戦艦武蔵で戦死し、次男は今年数え100歳で亡くなった。
昨年亡くなった父は往年96歳だった。
昭和2年1月2日生まれ。
昭和元年は12月25日からなので、ほぼほぼ昭和元年と同じである。
激動の昭和を生き抜いたひとりだ。
ある企業に就職後、47歳で新規事業会社を任され、その後40年以上身を捧げ働く。
途中社会貢献や就業の誠実さが認められ「藍綬褒章」を国より頂いた。
そのおかげで、一緒に遊んでもらった記憶は殆ど無い。
父の背中は根っからの仕事人だった。
後半は仕事の傍ら趣味の畑や盆栽、菊作りなども楽しみ、常に前向きに生きた。
94歳まで車を運転し、旅行や畑やパソコン教室、iPadなどで楽しんでいた。
写真を撮ってはbookやカレンダーにして見せびらかし、差し上げる。
パソコンで分からないと直ぐに呼び出されたことを思い出す。
新しもの好きで、特に電気品が好きだった。
突然ルンバを買って来て、試行錯誤で動かしていた。
免許を返納した時には、シニアカーと電動アシストを買って車代わりに楽しもうとしていた。
ほぼ乗ることは無く、少しづつ窶れ自宅床にいる事が増えた。
肺にダメージがあり苦しそうにしていたが、普段の生活は出来ているので、入院はせずに訪問看護で日々を過ごしていた。
そして人生最後の3時間前に「入院がしたい」と呼び出され、仕事に行く前に寄り「先生に聞いてみるよ」と伝え、父も一瞬ホッとした表情になった。
電話が入り父が倒れたと。
思い出すのは 強い父 でした。
皆んなでワイワイ故人を偲んだ昼食会になりました。
スタスタ歩いて、モリモリ食べる 母 は元気健在で、今同じ96歳!
それではまた。