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危機を冷静に乗り越える力 ―想定外の事態に立ち向かう心構え― 

1 はじめに
先週、予期せぬ事態に直面しました。守秘義務の関係で内容は書けませんが、仕事でもプライベートでも、突発的な問題に見舞われることがあるでしょう。そんな時、経験上、自身の知性が下がり冷静な対処ができなくなることが多いと思います。「どうしよう」と戸惑ってしまいがちです。しかし、そのような瞬間こそ、冷静な判断力と行動力が何より重要です。今回は緊急時発生時の心得についての学びをシェアーします。

2 想定外の事態に立ち向かう心得
現状把握を徹底する 何が起こったのか、規模はどの程度か、拡大の可能性はあるかなど、状況を的確に把握することが第一歩です。問題の本質を理解できなければ、適切な対応はできません。

(1)スピーディーな一時対処を行う
事態の深刻化を防ぐため、迅速に応急処置を講じましょう。本格的な解決ではありませんが、状況の悪化を食い止めることが肝心です。焦らず、着実に行動しましょう。初期対応、初動が命であるということです。

(2)本来の業務に戻り、集中力を維持する
一時対処ができたら、通常業務に戻り、集中してやるべきことをこなしていきます。問題解決に向けた取り組みは後回しにせず、時間を作って対応することが大切です。起きたことより起きた後が大切ということです。粛々と再発防止策に万全を期して取り組むことです。

3 学びと気づき
想定外の事態に見舞われたとき、私たちは戸惑い、焦りを覚えがちです。しかし、そんな時こそ、冷静さを保つことが何より大切なのだと気づきました。

パニックに陥ってしまえば、的確な判断や行動ができなくなってしまいます。だからこそ、まずは現状を冷静に把握し、着実に応急処置を講じることが重要なのです。事態が深刻化する前に、迅速に対処しなければなりません。

そして、一時的な危機対応に留まらず、根本原因を徹底的に分析し、再発防止策を立てることが不可欠だと学びました。短絡的な対症療法では本当の解決にはならず、同じ失敗を繰り返してしまうからです。問題の本質に迫り、抜本的な対策を打つことで、初めて危機を完全に乗り越えられるのです。

つまり、冷静な姿勢、着実な行動、そして原因分析と再発防止への取り組みが、想定外の事態に立ち向かう上で欠かせない要素なのだと気づきました。

4 今日の確信設定アファメーション
私は予期せぬ事態に見舞われても、あわてることなく冷静かつ主体的に対峙し、必ず乗り越えることができます。