シェア
のかな
2022年9月18日 11:30
ある日、私が一駅分だけ電車に乗って少しお出かけした時のこと。後ろからおばあさんが乗ってきた。その方は身なりもしっかりとしていて、ちょっと品のあるような感じを私は覚えた。ただ、片足が悪いのか少し不自由そうな歩き方をしていた。電車は座席が空いていなかった。おばあさんは私の隣に立った。全然知らない人だけれど、私はおばあさんが転ばないか少し不安だった。背の低いおばあさんは吊り革にぎりぎりつかまって