充電時間のあるチーム

部畜。言い得て妙だなと思いました(苦笑)。
私もそんなに厳しい部ではありませんでしたが運動部育ちなので強豪校の様子なんかを見ていましたからあぁあれのことだなと膝を打つ感じでした。
中高の部活での各学年といった単位や、職場のこぢんまりしたチームを主宰してみると、どうやら多くのケースで「ぎりぎりスタメンの人数 +1 人くらい」しか「常勤として残ってくれない」という現象が起こるようです。
社会人になってからも草リーグで多くのチームと交流しましたが、ほんのごく一部のクラブは「ほとんどのひとが、試合に出たくても応援席」ですが大多数のクラブは「試合はかろうじてできるけど練習はできない」くらいの人数で回しています。なぜか、そうなります。不思議ですね(笑)

経営者、というか最高執行責任者として思うのは、執行を担うすべての方々(要するに従業員さんたち)ひとりひとりに年に一か月は勤務しない時間を持ってもらえるようにしようということ。
実はこれは実感としてもとてもたいへんなことで、採用、制度、技能向上、財務体質、売価決定力、生産性、企業風土づくり…多くの要素でほぼ「大手」「一流」と渡り合えるだけの力が必要ですし、ひとと話してみるとどの企業でも現場に一番「復元力」があって元の「平均稼働」状態に戻そうとしてしまうようなのです。
そういったわけで「一か月休もう」を実現・維持するには旗振り役に固い意志と指導力が必要ですが、いまチームにいてくれるメンバーたちのためにもなんとか充電時間のあるチームでありたいとそう強く思っています。

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