琵琶湖疏水沿いの言論集会

蹴上から大津市の琵琶湖へ注ぐ琵琶湖疏水は、新緑に染まっていた。周辺に植わっている木の葉の色はどれも大凡同じ色だろうに、光の当たり方に依ってそれぞれ少しずつ色が違って、その違いが同じ黄緑色にバリエーションを与えていた。今日はその色々な黄緑色を仰ぎながら、臨夏さんや川端さんと、蹴上から浜大津までの道程を琵琶湖疏水沿いに山科区を横切って歩いた。

この三人で集まると洩れなく社会問題や主義主張の話しになって、私としては大変愉快である。やや薄暗い居酒屋でその様な話しをするのも良いが、こうやって新緑の中で自由で開かれた言論を展開し合うのもまた良い。また今回の集会の舞台は琵琶湖疏水沿いであったから、その文化財や自然環境に関する話題もまた膨らんで、尚良い。

スマートフォンで歩いた距離を確認すると、33kmとなっていた。川端さんや臨夏さんと別れてから一人でそこそこの距離を歩いて家へ向かったから、恐らく計測上33km歩いたのはこの三人の中で私だけだろうが、それでも15km以上は三人で歩いた事になると思う。こうやって長く一緒に歩ける仲間は貴重である。

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