不安を鎮めようとする一日 24/09/29

どうも、深い地の底から来るような根深い不安が強くて、結果的に落ち着けず、そわそわしながら時間を消化している。こういう日が秋晴れでなくて良かった。今日は終始雲が空を覆っていて、時折パラパラ雨も降り、静けさと、人を何かに駆り立てない雰囲気のある、まさに季節の変わり目といったような、穏やかな天気である。そんな中で、父親と隣町の商業施設まで散歩へ行ったりしていた。散歩中もどこかそわそわしたような心地で、必要以上に父親と話をしていたような気がする。そうして必要以上にアクセスを踏んでいたと思ったら、即座にこの天気へと関心を向けるのである。するとやはり、その穏やかな天気がある。湿度はやや高いが、風が吹くと明確に秋の匂いがする。雨がパラパラ降ると、燃えるように嘆く心が消火されるようである。この妙な薄暗さのお陰で私は何とか生き延びる事が出来た。

実はもうあまり真剣にプロ野球を観ていない。理由は単純で、阪神タイガースが優勝を逃しそうだからであった。そして実際に昨夜、巨人が優勝を決めた。なので今日からはいよいよ無関心になりそうである。もう順位も動かないだろうという事で、消化試合を観る気にもなれず、一応中継は流すものの、画面は見ずに音だけ聞いているといった状態になると思う。と、こんな事を言っているが、今年の阪神は非常によく頑張ったと思う。去年の日本一チームとして恥ずかしくない戦いをしていたとは思う。ただし、もう関心があるのは来シーズンである。疲れ果てた心身をプロ野球観戦で癒やす季節は終わりを迎えつつある。今この日記は風呂のぬるま湯に浸かりながら書いているが、今夜も、プロ野球の試合を最初からは観ないだろうと思う。その分、読書をしたり、リビングでゴロゴロしたりする。最近は風呂場の窓を開けると涼しい風が入ってきて、とても安心感がある。この日記もここで終えて、窓を開けての読書へ移りたいと思う。静かに、静かに、淡々と。疲れたら、寝る。

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