大相撲夏場所も終盤戦に差し掛かった
大相撲の話である。関脇霧馬山が愈々大関昇進を決定づけようとしている。今日の大関貴景勝との一番は、立合いで前みつを狙い、それは叶わなかったがその流れで右を差す事に成功し、右を軸にして確実に大関を土俵の外まで持って行った。早い相撲であった。不調の大関相手とは言えこの相撲を取れるのであれば、愈々大関と呼ぶに相応しくなってくる。楽しみなのは横綱照ノ富士との一番である。大関昇進に関連付けてとかではなく、純粋にどんな相撲になるのかが気になる。
他力士の話をするなら、まずは大栄翔であろう。一敗を守り優勝争いのトップを横綱と共に走っていた元大関朝乃山との一番であった今日、得意の押し相撲が炸裂し、勝ち越しを決める殊勲の星を手にした。この大栄翔の勢いには朝乃山も為す術もなく、来場所以降は対策をしなくてはならないと思う。この大栄翔も二桁勝利をすれば大関が一気に近付くだろうと思う。
気になるのは横綱の膝の状態である。今日の一番の勝負がついた後に勢い余って土俵の外へ飛び出した時、地面に足を付いた事による衝撃で、何やら足を痛そうにする横綱の姿が確認された。勝ち名乗りの蹲踞時も膝を普段以上に痛そうにしていたし、これは心配である。この横綱の膝が悪いのは常であるが、なんとか状態をこれ以上悪化させずに千秋楽を迎え、賜杯を手にしてほしい。
今日は起床も遅く、かつ昼過ぎからは昼寝もして、結局、ウトウトせずまともに時間を過ごし始めたのは幕内の取組が始まってからであった。ゲームも読書もあまり出来ていないし、一歩も外へ出ていない。何やら外は然程暑くないようであるが、実際外がどのような気温なのかあまり知らない。今夜はどんな気温なのだろうか。今つけている冷房を切るか切らないか、迷う。