【映画】 クレイジー・リッチ!(Crazy Rich Asians)
夏のニューヨークは野外映画イベントがそこかしこで行われている。
映画を外で観れるという開放感と、お金を払わずに楽しめる(ただのケチ笑)ということで、映画好きとしてはこれほどありがたいイベントはない。
というわけで自分の時間と距離的に許せる範囲で足繁く通っている。
先日ブルックリンブリッジパーク(Brooklyn Bridge Park)にてCrazy Rich Asiansを観たので、映画の内容や感想、ブルックリンブリッジパークで映画を見る際に気になったことについてまとめておく。
クレイジー・リッチ!(Crazy Rich Asians)について
あらすじ
感想
アジア系アメリカ人の葛藤や苦悩について描いているところがとても良かった。アメリカでマイノリティとして生きていく際に向けられる心ない一言、一方で国に帰ればアメリカ人として扱われる居心地の悪さなど、実際にアジア系アメリカ人として生きている人たちが体験しているであろうことがリアルに描かれていた。
ギャップのあるカップルという点では現代版ロミオとジュリエットのような印象を受けた。
一方でこれはカルチャー面の違いなので仕方のないことだが、やはりアジア系アメリカ人に対する扱いが自虐ネタのように扱われていたのには、いちアジア人として見ていて少し辛いなと感じる部分もあった。(まあそれが現実であり、アメリカのコメディのスタイルなのだけれども)
それと豪華なパーティーシーンが下品だったのも個人的にはあまり好きでないポイントだった。
ブルックリンブリッジパークで映画を見る際に感じたこと
○良かった点
ロケーションが良かった。ブルックリンブリッジのすぐ横なので、スクリーンの後ろは川が広がる。日没時間に上映がスタートするので、待機している間に刻々と変わっていく空の色を眺めているのもいい。
DJもおり、終始音楽が絶えず流れている。上映を待っている間も退屈することはなく、心地いい雰囲気だ。
○悪かった点
場所が狭い。公園の一角なので、隣の人との距離もかなり近かったように思う。わたしと友達で幸いブランケットを持ってきていたので、とっている場所を明確にできたが、隣の一人で来ている女の子はブランケットを持っていなかったがゆえに周りに次から次へとブランケットが敷かれていて、少しかわいそうだった。
また、これは他の野外映画イベントでも言えることだが、トイレがない。イベントだから設置されているだろうという期待はことごとく裏切られる。笑
近くにShake Shackがあるのでそちらのトイレを利用させてもらった。
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