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いつもなら買わないはずのメロンパンを買ってみる
毎日同じことをしていては、生活に刺激がない。
私は在宅勤務がメインなので、本当に刺激が少ない。通勤で外の気候を感じることもないし、人流の変化を感じることもない。他人の表情を見ることもほぼない。こうなると、新しい体験にも出会えないし、一日の感情の変化もない。何かの出来事に出会って生まれる、新しい感情も、新しい考えも出てこない。
だから、普段と違うことをすることがある。
よく散歩道や通勤路を変えてみる、という話を聞くが、散歩できる範囲に、そうたくさん道があるわけではない。工夫するにも限度がある。
私がよくやるのは、買うものを変えることだ。
例えば、食事。
自炊もするが、毎日ではない。お弁当も買うし、ちょっと小腹がすけばコンビニで菓子パンを買うこともある。
この時、普段なら選ばない商品をを買うのだ。
菓子パンだと、
「うわっ、このメロンパンおいしそうだけど、上の生地が剥がれ落ちそう…」
「このパン、上の粉砂糖がこぼれそう…」
普段なら「床掃除が面倒そう」という理由で買わない菓子パンを、掃除することになるのは諦めて買ってみるのだ。
私は、汗っかきなので、普段、辛いものは口にしないが、新しいカレーや激辛メニューを試すこともある。
ちょっとした刺激、体験は、いつもと違う考えをくれる。毎回、おもしろい感覚が得られるわけではないけれど、普段と違うことをすれば、新しい感覚に出会える確率が上がる。
直接的には、最近の菓子パンのメロンパンの出来の良さを知ることができるし、もしかすると、メロンパンの上の生地を床にこぼさず食べる方法を開発できるかもしれない。汗をかきつつも、激辛カレーを心地よく食べる環境を作れるようになるかもしれない。
だから、今日も、普段なら選ばないお弁当を買うし、あるメーカーのマスクが自分に合うと思っていても、スーパーの安価なマスクを試してみる。新しい体験を得て、新しい感情が生まれて、新しい考えに出会うために、「普段と違うことをする」を慣らいにしたい。
ただ、普段通りであることのほうが、心身が楽だ。全ての行動に、普段と違うことを取り入れすぎるとどうしても疲れてしまう。食べ慣れたおいしいものを心から欲する時もある。私は、食について、好き嫌いが少ないほうなので、食べ物に変化があってもストレスを感じにくいだけだ。
何をするにも、ほどほどに。
変化が欲しくて買うとしても、すぐに使いきれる消耗品くらいがいいだろう。毎日使う家電、キッチン用品、掃除用品を買ってしまっては、ストレスが高まり、生活が楽しくない。なかなか使いきれない綿棒なんかを使いなれないものに変更しても毎日イラっとするだけだ。
すぐに消費できるもので、ちょっと使いにくいもの、普段食べないもの、を試してみるといいかもしれない。
今日も何か新しいことに出会えますように。
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