「ほぼ日の學校」アドベントカレンダー20日目の授業紹介は、
ムンロ王子さんの『ロジカル思考のタロット占い』です。
授業紹介・視聴動機
あまり人には話したことがありませんが、占いが好きです。
以前、メンタルヘルスに関わろうとした時、占いというものが、一度、嫌いになりました。メンタル不調の人にとって、藁にも縋りたい時、それらしいことを言って惑わせるものとして。
人を惑わすものを憎みつつ、それでも何かにすがるしかない時、悩みを聞いて回答してくれるような占いという行為を嫌いになれず。ずっと占いの仕組み、占い師という職業について、興味がありました。
ムンロ王子の言葉
占いの種類
占いの分類は大きく3つ。
タロット、易、手相のように、今の「引き」を見せる。
四柱推命、星座、血液型など、生まれた時から決まっていることを統計的に推定する。
霊視など特殊な能力で未来を見せる。
こんな種類のことも初めて知りました。
タロットが見せる今
タロットは、「引き」という行為を目の前で再現して、それを解釈して伝えるんですね。なるほど。
幸せは期待とのギャップ
幸せとは何かについて、触れることができました。でも、後述の通り、期待を下げればいいというものでもないようです。
期待とのギャップとどう向き合うか
思い通りにいかないことを前提に、現在位置を確認する作業がタロット占いなんですね。ではどう振る舞っていけばよいのか…
自分の星を目指す
目指す星は、人生の時々で変えていい。でもちゃんと星のことを意識して、道を選ぶ。30年後、もっとその先で何をすればいいのかをイメージして、目先の行動をする。そうすることで、日々の生活における判断に悩まなくて済むようになる。達成目標とは違うでしょうけど、自分がこうありたい、こうなりたいは、何となくもっていようと思いました。加齢とともに、期待を下げる方に流されそうになりますが、どうせ、コントロールできない人生なら、夢を持って、自分の人生に期待して生きていこうと思います。
まとめ
占いの細かい仕組み的なことも知りたかったですけど、その辺の話はありませんでした。でももう一つの興味であった、占い師という職業については、ムンロ王子、たった一つのサンプルですが、少し理解できたように思います。占い師は、占い師になるまでの間、多くの人の悩みを聞きます。その人数分できるだけ、相手に寄り添う。そうした経験が、相手にとって聞きたい言葉を伝える能力に結びついているのでしょう。単に、弱者につけ込むような占いも世の中にはあるんでしょうけど、そうじゃない、占い、占い師に、また新たな興味が湧きました。