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視聴メモ:JDLA緊急企画!「生成AIの衝撃」~ ChatGPTで世界はどう変わるのか? ~ #生成AIの衝撃
3月9日(木)の晩は、以下のオンラインセミナーを視聴。
イベント概要
JDLA緊急企画!「生成AIの衝撃」~ ChatGPTで世界はどう変わるのか? ~
<イベント概要>
主催:一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)
開催日時:2023年3月9日(木)19:00-21:00
開催形式:オンライン(YouTube live)
参加費用:無料
参加対象者:どなたでもご視聴いただけます。(後日アーカイブの公開も予定しています)
2020年のGPT-3の衝撃以来、生成AIの進展は従来のディープラーニング技術の進展とは一線を画す、破壊的な変化となっています。
2022年11月末に発表されたChatGPTでは日本語が極めて自然な形で使えるようになり、 日本でも急激に関心が高まっています。
本イベントでは、「生成AIの衝撃」セミナーでは大注目のChatGPTを中心に、「何がすごいのか」、「どうやって出来ているのか」、「いま世界で何が起きているのか」、「日本は大丈夫なのか」、「何が変わるのか」、等々、様々な観点から有識者にお話しを伺います。
連日報道されるニュースなどを見て、下記の様に感じていた方は必見です! 「今の動向をどう見たら良いのか、分からない」 「ChatGPTに代表される、生成AIの仕組みなどについて知りたい」 「今、話題の生成AIについて最新情報や今後の展望が知りたい」 「ChatGPTについて色んなニュースが出てるけど正しいまとまった情報を知りたい」
※アーカイブはこちら
視聴メモ
conpass, Peatixで募集。6千名を超える方の申し込み。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
今、YouTubeでは1千名弱が視聴中。
WBCの初戦がはじまりますね。#生成AIの衝撃
「いま何が起きているのか?」
(日本ディープラーニング協会理事長/東京大学大学院工学系研究科教授 松尾 豊)
松尾 豊先生のオープニング講演中。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
AIに詳しくない人にも向けてAIの流行などの話から。G検定、E検定取得者も視聴者に多いので、駆け足で。もうGPT-3の話…
19:00-19:30
「いま何が起きているのか?」
(日本ディープラーニング協会理事長/東京大学大学院工学系研究科教授 松尾 豊)#生成AIの衝撃
ChatGPT公開され、
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
1週間で100万ユーザー
2カ月で1億ユーザー#生成AIの衝撃
ChatGPTの学習
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
Step1:教師あり学習
Step2:報酬モデルの学習(差別的発言などを低評価)
Step3:強化学習(評価の最大化する学習)
炎上しないように注意して、構築されている。#生成AIの衝撃
・コールセンターのオペレーターになりきってください。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
→これだけで、何も教えてないのにできてしまう。
・なりきり口調もできる
「高圧的に」「〇〇的に」
・一人二役でディベートしてください。
・英文校正をしてください。公共機関向けに。#生成AIの衝撃
アメリカではすでに社会問題化している。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
学校では利用NG、科学論文の執筆NG#生成AIの衝撃
松尾先生:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
2020年、すでに言語学習はかなりのところに来ていた。しかし、変なこと(差別表現など)を言わせられて、サービス化が普及前に終わってしまった。多くの人が使っても支障ないことがわかって、どんどん新しい使い方が出てきた。#生成AIの衝撃
Googleはコードレッド宣言
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
Microsoft + OpenAI vs Google#生成AIの衝撃
松尾先生:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
長期的に、検索はなくなるかも。
巨大企業の主力産業が一夜になくなる可能性が出てきた。#生成AIの衝撃
松尾先生
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
ChatGPTに特徴的なこと
「心の動き」「なりきり」#生成AIの衝撃
今、3千人超が視聴中#生成AIの衝撃
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
松尾先生:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
相談系:法律、問い合わせ
文章生成:要約文、記事執筆、文章校正
教育:問題作成、自動添削、自動採点
語学:翻訳、英会話、英文添削#生成AIの衝撃
「大規模言語モデルの進展」
(日本ディープラーニング協会有識者会員/東京工業大学情報理工学院教授 岡崎 直観)
岡崎先生:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
これまでの機械翻訳との違い。
次の単語をひたすら予測する。#生成AIの衝撃
岡崎先生:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
言語モデルはテキストの続きを予測するもの。
(モデルのパラメータを更新しない。続きを予測する)
ファインチューニング行わずに様々な問題が解けるのでは?
(言語モデルが反応的にふるまってるように見える。ファインチューニングより精度は低い)#生成AIの衝撃
岡崎先生:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
・おもちゃではなく、物知りが近くにいて、対話・相談できる楽しさ
・一部の研究者、エンジニア意外の一般の人も対話型AIが利用できる
・APIの無料公開、低価格でサービスが拡大している
著作権問題など#生成AIの衝撃
「大規模言語モデルによる"思考の連鎖"」
(東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻博士課程 小島 武)
小島さん:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
思考の連鎖とは?
最終的な答えに至るための自然言語による一連の中間的な推論ステップ#生成AIの衝撃
小島さん:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
重要性(メリット?)
・直感的に答えるより精度があがる
・説明可能性、推論をたどれる#生成AIの衝撃
小島さん:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
大規模言語モデルで答えを質問して、不正解が返ってくる場合、
(同じモデルでも?)1ステップずつとすることで正しい正解に行きつくことがある。
ただし、モデル規模が大きくないと精度は上がらない。#生成AIの衝撃
小島さん:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
今は、以下の質問にちゃんと答えられない。
・なぜ思考の連鎖を学んだのか?
・どうしてモデルが大きいと思考の連鎖がうまくいくのか?
・連鎖実行時、モデル内部の挙動はどうなっているのか?#生成AIの衝撃
小島さん:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
今後の方向性
精度改善、未見タスクへの汎化、モデルの圧縮、Multi Modalityへの応用、複雑な言語タスクへの挑戦、外部知識との接続#生成AIの衝撃
「コンシューマサービスとしての生成AI」
(AI研究者 清水 亮)
清水さん:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
2012:大学研究機関
→~2022大企業
→今はコンシューマーAI#生成AIの衝撃
清水さんが紹介してたやつ。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
AIIMLhttps://t.co/v05hLoERjW #生成AIの衝撃
(デモで見せていた箇所)
「生成AIがビジネスに与える影響」
(日本ディープラーニング協会理事/株式会社IGPIビジネスアナリティクス&インテリジェンス 代表取締役CEO 川上 登福)
川上さん:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
普及の理由
簡単に使えて役に立つ。
・使える人を限っていない
・使える場面が広い#生成AIの衝撃
川上さん:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
製造業に喩えれば、
生産の価値は「加工」工程で付与される。
(ビジネスに与える影響)
・リサーチはあっという間に終わる
・初期的な仮説はOK
・参照範囲(〇〇的見地から)
・顧客とのインターフェイス
●前工程と後工程をつなげる#生成AIの衝撃
川上さん:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
ChatGPTの使い方
・技術問題より使い方のアイデア
・限界はどこか? できることを明らかにして使いこなそう
・情報加工業のコスト構造と、機能の再定義が必要 → 可能性の探りどころ#生成AIの衝撃
川上さん:
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
今は、情報を取得して、(人が)処理して、別のシステムに入れている。#生成AIの衝撃
パネルディスカッション「生成AIと日本」
最後は、パネルディスカッション
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
・20:10-21:00
パネルディスカッション「生成AIと日本」
(登壇者全員が参加予定)
松尾先生、岡崎先生、小島さん、清水さん、川上さん
テーマ
・技術のすごさ
・ビジネスに訪れる変化
・日本・自社・自分はどう取り組んでいくか?#生成AIの衝撃
◆パネルディスカッション
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
<技術>
(岡崎先生)これまでタスク専門のAIを作っていた。
(小島さん)長い文章を一貫性を持って扱ってくれるのすごい
(清水さん)#生成AIの衝撃
◆パネルディスカッション
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
<ビジネス>
(岡崎先生)学習源は、本の書き起こし、ウェブ。他、手作業でデータを作成
(松尾先生)どんどん試してみよう。#生成AIの衝撃
◆パネルディスカッション
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
<ビジネス>
日本としてどうする?
(松尾先生)大規模言語モデルは作ったほうがいい。APIも活用したほうがいい。どこに注力したほうがいいのかは正直読めない。予測しててもしょうがないので触りましょう#生成AIの衝撃
◆パネルディスカッション
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
<ビジネス>
日本としてどうする?
(岡崎先生)言語モデルをいろんな会社でやるのは全体のコストが増える。でも、作ってみるという試作はしてみたほうがいい。#生成AIの衝撃
清水さん は、今後、ファクトチェックされない誤情報があふれ、ネット上の知識は衰える、という発言から思ったこと。
人間が作成したものだけ学習する(AIが書いたものをはじくAIをはさめば)もうしばらく清水さんが心配する状況は延ばせる?#生成AIの衝撃
— のーどみたかひろ (@nohdomi) March 9, 2023
AIが作成したものを見分けるAIもできたがいたちごっこ。清水さんの懸念も残る、とのこと。
(他の方のまとめ)
JDLA #生成AIの衝撃 〜ChatGPTで世界はどう変わるのか?〜 試聴メモ👀 #グラレコ
— しらかわあずま◎4/28-30猫画展@神田◎画工知財屋 (@sylacwa) March 9, 2023
webコンテンツとAIの今後の予想、それに対しどうするだろうかの話特に面白かった。 pic.twitter.com/cG5hrnsRZ9
感想
過去、note社のイベントで聞いた時は、もっぱら使い方に関するものだったが、今回は、学習データ、炎上しないための学習方法など、学習過程について知ることができてよかった。また、今後懸念される問題(学習データの変容による知識の劣化、著作権問題)についても、触りだけでも聞けてよかった。
大事なことは、松尾先生がおっしゃる通り、今、使わない手はないので、使える人は使ってみましょう、ということに尽きると思う。だって、技術がなくても、こんなにおもしろがってAIを試せることなんて、今後ないかもしれないのだから。ワクワクしてる間に乗っかりたい。
過去に視聴したnote社のイベント(↓)
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