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自分のオリジナリティにつながる「好き」をもっと深めたい

好きなテレビ番組「EIGHT-JAM」を見ていて、自分が興味あること、好きなこと、進んで時間を使っていることについて、どんな情報源というか、どういう人やコンテンツを頼りにしているだろう? と考えた。

音楽を聴くのは漠然と好きだが、すごくハマって聞きまくった時期もなく、音楽の背景や理屈は、ほぼ「EIGHT-JAM」から得ていると言っていい。じゃあ、他にもっと好きなことや時間を使っていることには、正しい知識や思想があるものなんだろうか? と思った。実は専門的な領域まで踏み込みたいのに、知識も経験も、いい加減な人の作ったものを頼りにしてるんじゃないだろうか?

実際には、しっかりした人がオススメしているものに当たっているか、自分の手元で勝手に遊んでいるかのどっちかだった。

マーケティング

仕事のマーケティングは、もう最近は、無料のマーケティング講座「マープス」一本と言っていい。ここで紹介されている本だけで、この先読むべきものがしばらく尽きることがない。

視聴した講座は、できるだけ視聴メモを作って、こちらに放り込んでいる。

しばらくは、マープスだよりで大丈夫そう。紹介される書籍を読み、書いたnoteで復習しながら、仕事に取り組みたい。マープスのおかげで、今は仕事が本当に楽しい。

書くこと

すごく大事にしていることで、一生続けていくだろうことだが、毎日noteを書いていて、仕事でも周りの人よりも割と書く、コンテンツは書き物中心というくらいで、継続的にインプットしているものはないかもしれない。

それでも学びになった経験があれば、少しずつこちらのマガジンに書き貯めている。

今、本気で書きたいこともいくつもあるので、時間をかけて丁寧に書く時間をもう少し取りたいかな。

では、書くためのネタとなるような好きはどうだろう…。
そんな好きをいくつか見てみたい。

映画

映画はとても好きだ。もっとたくさん観たい。理想は、年100本。まぁ年50本は観たい、実際には、年間に劇場で20本、動画で10本? も観れればいいほうだろう。映画について、感想や分析を書くことができれば嬉しいけれど、特に参考にしているエッセイストや作家はいない。書くには、分析する方法や、背景に関する知識もいるだろう。同じ監督の作品や、同じジャンルの作品を観て、違いを理解することも大事だろう。

好きな評論やエッセイを見つけたいところ。そういえば、こういう本を読んだことがあったな。

何か書けそうな時には、ちょっとnoteを書いて、こちらのマガジンに入れているが、分析や評論なんて、まだまだ先の話。

「映画評論」で検索して出てくる本をちょっと読んでみようかな。

食事

食については、最近自分でも作るようになったので、手順や材料については理解が深まっているが、それだけでおいしいものが、おいしそうに書けるわけじゃない。品がない表現だと思いつつ、食を紹介するのに参考にしたい人は、ダントツで発酵学者の小泉武夫さんだ。

実は、最近、北大路魯山人美術館に行ったことをきっかけに、魯山人の書いたものを読んだら、小泉武夫さんの食の紹介っぷりの表現の源流が魯山人であることがわかった。

おいしいものをおいしそうに書きたい。魯山人、小泉武夫さんの本を擦り切れるまで読んでみたい(魯山人は電子書籍だけど)。

美術館・博物館

美術鑑賞のベースは、大学の時、教養の授業で取った「美術史」の授業がベース。西洋美術史の流れ、線・色・光・比例・構成といった要素の話、イコノロジー(図像解釈)などの知識をベースに、どういう視点で見ればよいかの知識の前提になっている。

それ以降は、特に、インプットはない。最近、書や刀剣などの分野にも興味を広げているけど、それは、ほぼ日の學校の授業から得ていることが多い。一般の人にも魅力を伝えることができる稀有な専門家が話してくれるので、ありがたいコンテンツだ。

まぁ、映画や食は、書くことで、お小遣い程度でももらえたら、嬉しい限りだけど、美術全般については、まぁ、これは今のままでいいかもしれない。

短歌

実際には、まとめて詠むことが多いが、一日一首ペースで、短歌を詠んでいる。が、最近、インプットが少ない。特に、短歌の詠み方みたいな、技巧に関する本からは離れている。時々、歌集を読むばかり。あとは、二か月に一度ほど歌会に参加して、フィードバックをもらっている。短歌結社にも所属しているが、歌会誌に目を通すことも少ない。

インプットは少ないけれど、短歌にまつわることはこちらのマガジンに書いている。私のnoteをまとめたマガジンの中では、一番、登録noteが多いマガジン。

その他、大河ドラマで『光る君へ』をやっている今、百人一首の復習なんかをしているところ。

何もしてないわけじゃないけど、これでうまくなるんだろうかと不安は覚える。短歌は続けることにも意義があるので、まぁ、頑張り過ぎたりはしない。他人の歌を読みつつ、歌を詠む時間をしっかり取りたい。

まとめ

本当に、クリエイティブな活動のダシになるようなオリジナリティは、自分で興味や関心を掘り下げていく活動が必要だろう。自分で調べ、観察し、考えて試すことが唯一の方法かもしれない。参考になる書籍があれば、何度も読みこむようなことも必要だろう。上記の興味・関心は、どれもそこまで到達していない。

今は、どれも好きでやっていることだけれど、それを継続することを自分で許し続けられるように、もう少し深めていけたらいいな、と思う。上記のようなことを書くことが増えていたら、きっと何か取り組んでるんだな、と温かい目で見守っていただければと思う。


いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。