「ほぼ日の學校」アドベントカレンダー12日目です。
今日も授業を一つご紹介します。
会社って、資本主義の中にあっても、今の形がベストじゃないよね?
って話はいろんなところでされていると思います。
私は、こちらの本でそういった主張と背景を知りました。
糸井重里さんが創業したほぼ日について、この著者の岩井さんとの対談です。今回の授業は、こちらにまとめられています。
私が会社を経営することはないと思いますが、お金の流れ、好きなことを続けるための仕組みを理解するためにどういうことを考えるべきか、基礎教養として押さえておきたい話です。
授業紹介
経済学者岩井克人さんの目に、 「ほぼ日」は、どんな会社に見えているのか? | 岩井克人 | ほぼ日の學校 (1101.com)
糸井さんが株式会社にした理由
自由なことができると思われがちなフリーランスですが、実際には、クライアントや社会からの要請にすごく敏感で、それに応えていかないといけない。自分の作りたいものが作れないかもしれない、ということですね。
法人という存在
個人の色が強く見えても、その個人がいなくなっても、動くもの、社会にあり続ける存在。組織が持つ、歴史、それから生まれる特徴がある。確かに不思議な存在です。
最近流行のパーパス経営
今はやりの「パーパス経営」もそれを突き詰めれば、見失うものがあるというのは、その通りだと感じます。ではどうあればよいのか?
今の会社組織
この前に文楽の例えがあって、人形という主体が法人、黒子としての人が社員というお話がありました。
最近「自分も裏方として入りたい」って欲求がある利害関係者が多いのは、確かに感じています。それをうまく仕組み化してると、ファンや、株主、サービスのコミュニティが、より、好循環を作ってくれてるというものはありそうです。
会社をうまく回すために必要な感覚
気持ちがのっかる感ということなのかな。お金や、目標に向かうことだけじゃなくて、自分が携わってる理由、関わる熱意の根源を失くしてしまわないことは大事そうですね。ガチガチにルールや規則を作って縛ったりすると、そういうものが失われやすいのは、日々の仕事でもそうでしょう。「中期経営計画の目標達成」一辺倒、なんてのもそういうことをうまくやれない原因になりそうです。
まとめ
自分が好きなこと、やりたいことをやる延長にも、今回の話はよくよく立ち戻って考えたい話題でした。会社経営をしなくても、どうすれば、周りのみんなが、ノリノリで仕事をできるか考えるためにも。そして、あと十数年で定年を迎えるのであれば、その先の自分の仕事の仕方にも関わってきます。